オークファンタジー:第十二話:触手強制絶頂子宮姦

「んぐっんはぁ…や、やめろぉぉぉんんん…ぐはっんんん」

 触手を一生懸命口から吐き出して叫ぼうとするアルトリカの口に触手が遠慮なく侵入してくる。そしてそれとともに処女膜を確かめるように擦り上げていたあの凶暴な形をした触手が侵入を開始した。途端にアルトリカはビリビリっと何かが裂けるような音がした。それは彼女の防壁が陥落した音。彼女が、神聖王国の騎士団長として国を守っていたその本人の防壁がティンポーの策略にハマり知性すらない下等な触手に破れた音だった。

 そして破瓜の血が流れ出すが、痛みはない。痛みなどすべて快楽に変わるまでに彼女の体は卑猥に変わってしまっていた。触手の分泌する発情液を口から、マンコから、全身を撫でられながら受け入れられ、痛みなど感じなくなってしまっているのだ。すべての感覚が快感に収斂させられる。白い彼女の肌が赤く染まっているのは羞恥だけではない。悩ましく体が跳ねてしまうほどに発情してしまっているのだ。触手の発する媚液によって敏感に活性化させられたアルトリカの快楽神経が触手が体内でグニグニと蠢きシュルシュルと敗れた処女膜の後を通過する屈辱さえ快感に変えてしまっている。触手が処女膜の残骸を通り抜け、隅々まで破り貫通する、その屈辱さえも気持ちよく感じてしまう。

 事実、アルトリカにとってこれ以降敗北と快感は同じものになっていってしまうのだ。高潔で高貴な神聖王国の守護騎士が敗北の喜びに体を震えさせ、勝つことを自ら投げ出してしまう弱者になるようにしつけることこそがティムポーの策略だったからだ。そしてアルトリカはまさに本人が気づかぬままその罠にかかってしまっていた。知性すらない下等な生物に弄ばれ、その美しい体を火照らし、なめらかな肌を触手の分泌する発情液に濡らされ、ぐちゃぐちゃに汚されてしまっている。

 そしてそのような醜いオークの謀略など感知するはずむない低級のモンスターはただ本能の赴くがままに助けのこない洞窟の中で神聖王国の秩序の守護者とまで呼ばれた女騎士の体を貪る。奥深くまで女体を貫いた触手の先端に生えた繊毛が内側から彼女の膣を擦り上げニュルニュルと侵入する。ジュプジュプト触手が動くたびに粘った音を立てて彼女の性器は泡立てられる。先程まで処女であった勇猛な女騎士をただのオンナにかえ、それどころかモンスターの交配相手のメスに変えようとしてしまう。

 くっそ、こんな知能のないモンスターになぜ私は弄ばれているんだ。そうアルトリカは快感に意識を持っていかれそうになりながら自問する。しかしその問いに答えは出ない。触手に襲われたときに取り落とした剣は落ちていて、四肢はもぞもぞとうごめく気持ち悪い触手によって固められてしまっている。彼女自身全力で抵抗しているにも関わらず、そのバケモノは全く意に返していないようだった。それもそのはず、彼女は忘れさせられているがティムポーによって暗示がかけられている彼女は自分では抵抗しているつもりだったが、その実ほとんどまともに体に力を入れていないのだった。だから触手は神聖王国一の女騎士を思う存分陵辱して、その初めてを容赦なくちらし、ぐぽぐぽと秘所の一番奥までそのグロテスクな器官を届かせることができたのだ。
そしてこのモンスターには特殊な能力があった。他の生物に托卵する習性を最大限に活かすために一定の生物のメスの子宮を異種間交配可能なものに改造するのだ。そしてそれ改造されたメスは自分の体に埋め込まれた異種間交配の果実に対し母性を感じ、自ら丁寧に愛情をかけて育ててしまうのだ。そして一旦、改造されてしまえば戻ることはない。ティンポーの狙いはアルトリカの子宮をこのモンスターに改造させ異種間交配可能にし、自らのオークの子種をはらませ、アルトリカに育てさせることだったのだ。あれほどオークを見下し、虐殺した人間の女騎士団長にオークの子供をはらませ、しかも愛情を持ってそだてさせる。それがティンポーの復讐だった。

 そんなことは知らないアルトリカはただひたすら膣いっぱいに広がった便所ブラシのような触手に喘がされ、パタパタと愛液を洞窟の床に垂らし、逆さ吊りにされているせいで自分の股間から垂れる触手の分泌液と自らの愛液を顔で受け止めながら、快楽中枢を活性化させ続ける分泌液を何リットルも体内に流し込まれていた。

 触手を突っ込まれ、息もできないほどに口もいつの間にか抵抗ではなくされるがままになってしまっていた。もし触手が口から外れたら快感によがらされた無意識の嬌声が洞窟いっぱいに響くだろう。あまりの快感に幾度も絶頂を貪りながら意識を半分失っても売ろうとした状況で騎士団長アルトリカはただ快感を受け入れてしまっていた。膣いっぱいに入っている触手とその繊毛が容赦なく意識を刈り取るほどの快楽を与えていく。もはや先程までのように抵抗を試みる余裕はなかった。むしろ快感にされるがままに体をくねらせすらして「んふぅっんはぁ…」と悩めかしい艶っぽいと息を吐きだしている。そして子宮口まですべて触手によって埋めてしまうとそのモンスターは本能のままに子宮を改造するための特殊な細い繊毛を伸ばす。

 朦朧とした意識の中で何かが起こっていることを感じる。細いそれらの繊細な触手たちが容赦なく子宮を構成するアルトリカの細胞や神経に接続していき彼女の体を書き換えていく。モンスターと交配可能な人間ならざる子宮に変えるように。だが、もはや快感に蕩けさせられ、まともに思考することさえ奪われてしまったアルトリカに抵抗するすべはない。ただ、荒い吐息を発しながら体の上を這い回る触手の快感を受け入れ、時折絶頂に体を震わせながらそのグロテスクな存在に思うがままに弄ばれ改造されるしかないのだ。

 数十分に渡る子宮改造。モンスターによって刻まれた陰刻がアルトリカの臍下に輝いている。そして最後にそのモンスターはブリュチュチュビチャビチャっと汚い音を立てながらまるで排泄するかのように溶けたチーズのような粘性のザーメンを彼女の腹がぽっこり膨れるまで吐き出したのだった。だが、もうその時にはアルトリカ自身既にあまりにも圧倒的な快感の本流に押し流されてしまい、ほとんど意識を失ってしまっていた。

 長い長い交尾を終えたモンスターはまるでこのおもちゃは飽きたと言わんばかりにアルトリカを無造作に放置して洞窟の奥深くに引っ込んでしまった。そして披露と快感、そしてモンスターの精の醜悪な匂いに包まれながらアルトリカも意識を失った。

 彼女がぐったりと倒れ込んでいるその場所にティンポーが現れる。かつて自分の家族を情け容赦なく殺した憎い女騎士がモンスターに強姦され、ザーメンを溢れさせながら意識を失っている。優越感に浸りながらその頭をグリグリと踏みつけるティンポー。この後起こるさらなる復讐のプレリュードでしかないのだが。

 ティンポーはアルトリカの着ている神聖騎士の鎧に失われた古代文明の魔術的印を刻んでいく。彼女をほしいままに弄び、屈辱に悶えさせるための準備を終わらせていく。そしてニヤニヤと邪悪な笑みを浮かべながらすべてが終わるとアルトリカを蹴っ飛ばして起こした。

「おお、ティムポ―ではないか。迎えに来てくれたのか」

 今まさにティムポ―に頭を蹴っ飛ばされて目を覚ましたアルトリカがそういう。全身は触手のザーメンと快楽駅でテラテラと濡れて艶かしく、まさに今起きたことがどれほど卑猥なことだったのかをとどめている。だが、アルトリカは気づかない。事前に準備された暗示によってモンスターに侵されて種付けされてしまったことは忘れさせられ、ティムポーのことをアルトリカに使える下男だと信じ込まされているからだ。

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