異変は集落に入ったときに来た。通常なら集落だろうがまずは馬に乗ったまま侵入し、殺せるものは殺す。そして火をいかけてあぶり出して出てきたオークたちを殲滅するのがいつもの方法だった。
それなのに、集落に入った瞬間、マリアージュは激しく馬から降りなければならないと感じたのだ。まるで馬に乗っていることがありえないほどの非礼だというような感覚。いつの間に馬の速度を無意識に落としていた。後ろについてきたものを見渡せば、殆どが何故か馬を降りている。
「マリアージュ様、馬に乗ったままでいいのでしょうか?我々はオークに降伏しに来たんですよね」
既に馬を降りたうちの一人が問いかける。ああ、そうだった。なんでそんな当然のことを私は忘れていたのだろうか。かすかな疑問を覚えながらも鞍から降りる。目指すのは集落の中心の広場だ。
広場につくと誰が言うともなく、皆手に持っていた武器を放り投げ始める。
マリアージュの家はそれほど伝統があるわけでもないが祖父から受け継いだ宝剣を持っている。微かに違和感を覚えながらそれを皆と同様に地べたに放り投げる。家宝の剣に土がつく。それは騎士の誇りだった。だが、敗北しに来たのだから捨てるのは当然だ。違和感を払拭するようにマリアージュは何度もそう思う。
異変を察したのか何匹かのオークが粗末な家から出て来る。その姿を見た瞬間マリアージュは嬉しくなった。逞しいオークの体つきに胸がドキドキした。他の女騎士たちも気持ちは同じなのだろう。男の騎士たちは恐怖に身をすくませて惨めにも跪いて温情をすがっている。アルトリカの指揮する部隊は通常男女半々で構成されている。半分の男たちは武器を捨てて地べたに跪いていた。
マリアージュは何をすべきか理解する。ほかの女騎士たちも同様なのだろう、皆慌ててスカートを捲り上げてナイフで自らの下着を破りさろうとしている。
マリアージュもショーツを破って陰部を露出させるとできるだけ媚びた声でオークに叫ぶ。
「オーク様ぁ。マリアージュ、まだヴァージンなんですよぉ。オーク様にぃ、初めてをもらってほしくてぇ負けるために討伐隊に参加しちゃいましたぁ♡たくましいオーク様にぃ、私孕ませてもらいたいなぁ♡」
一匹のオークが近づいてくる。跪いている友人の男性騎士を踏みつける。ああ、なんてたくましいんだ。いままで一緒に戦ってきた騎士をあんな簡単に足蹴にして……。オークの巨体によって彼の体が地面に押し付けられているのが見える。なんて惨めなんだ。疑問はなかった。許嫁のギルアが好きだといっていた男好きのする腰を振ってそのオークを誘惑する。
私はアルトリカ様の部隊の副部隊長なのだから彼女の名に恥じない活躍をしなければ。活躍とは円滑に降伏して、オーク様に支配していただくことだ。そのためにここに来たのだから。
「うほほほぉ、お前がこの部隊の副部隊長だな、ぐふふ。人間どもが来たと思ったら敗北し始めたぜ、ウヒッ。笑えるな、グヒャヒャヒャ」
並の人間よりも二回りは大きな屈強なオークのからだが近づいてくる。勝てない、こんなにたくましい筋肉に人間ごときがかなうはずがないのだ。それなのに今まで愚かにも勝ったつもりでいて、たくさんのオークを殺してしまった。オーク様が本気を出していないときばかり狙って。私達騎士団は卑怯者ばかりだ。私は申し訳なくなって迫ってくるオークにむかって四つん這いになって腰を高くあげてふる。そしてできるだけ、惨めで哀れな声を上げる。
「はぃぃぃ、笑えます。今までオーク様達にかったつもりになってたバカ女の敗北ですぅ。さぁ、副部隊長の私のヴァージンを征服して今すぐあなたのものにしてくださいぃ!」
「うほほほ、こんないいメスがオレのことを誘惑してるぜ。しかもマンコ丸出しでヌレヌレで腰ふってらぁ。人間てこんな淫乱な種族なんだな」
四つん這いの私に背後から、まるで犬のように体重が私の倍はありそうなオークがのしかかってくる。ひどい匂い。でも、その匂いは野性的でますます私を高ぶらせてしまう。
「そうなのよぉ。人間は淫乱なのぉ!オークのおチンポには勝てないの!だ・か・らぁ、私をあなたの肉棒で屈服させてぇ!」
そういって腰を左右に振ってみせる。既に乗りかかられているので凄まじい匂いを放つ熱い不潔な肉棒が私の膣口に触れてしまいます。ああ、すごいオーク様ぁ。ギルアなんて絶対こんなおっきなペニス持っていないわ。無意識のうちに許嫁のギルアと比べてしまって、嬉しくなってしまう。だって劣った人間のおちんちんに捧げるはずだった私のヴァージンをこんなに素敵で野性的なオークにうばっていただけるのだから。
「いくだよぉぉぉ」
そう言うとそのまだ名前も知らないオーク様は私の肩を掴んで固定すると杭でも打ち込もうとするかのようにその巨大な一物をねじ込んでくる。
「んあああっっ・・・・っくあぁ・・・」
まず感じたのは強烈な異物感。そしてすぐに、ぎりぎりと私のヴァージンという城壁がオークの強力な肉槍に押されている感覚。圧倒的な破壊力の前にあまりにも私の処女膜は無力で自然の摂理に従って容易く破かれてしまう。
破瓜の痛みとドロっとした血の感覚。でもそれも嫌な気分では全然なかった。それどころか清々しい気分ですらあった。
「お名前を、教えてくださいませ!」
私は思わずそう聞いてしまった。せっかくこのオークの巨根で征服していただいたと言うのにそのお名前も知らないと合っては神聖王国の騎士としては失格以外の何物でもないからだ。
「うほほほ、肉ビラがぁ絡みついてきやがる。
オレの名前だか?オレはウホってんだぁ。おめえはなんだぁ?」
ウホ様、なんて素敵な響きなのだろうか。ギルアとは大違いだ。男らしくて、まるで私の子宮袋をガンガンついてくるこの肉砲みたいな強さあふれるお名前。いつしか痛みは巨大なオークに屈服することの喜び変わってしまっていた。
「んはあはぁっ…すごぃぃぃのぉぉ、わ、私はァ、マリーアジュとぉ、んん…申しますぅ」
「ふんんっ、おめぇ、マリーアジュだかっ!おめえのマンコもなかなかのもんじゃねえか」
ウホ様が私の胸に手を這わせて痛いほどに乱暴に揉みしだく。その太い指が私の乳首に触れるたびに私の口から嬌声が漏れる。
「ふあぁっっ・・・・んんんぁぁぁんん…」
「おめえの胸もなかなか柔らかくていいだよ!」
獣のように野性的に腰を振りまくるウホ様のお声に私の子宮がキュンと疼いてしまう。
「ふあぁぁぁぁん、光栄ですぅぅぅんん!」
さっきまで名前も知らなかった、それどころか心底軽蔑していたはずなのに、今の私はなぜそんなふうに思っていたのか想像もできない。こんなにもたくましくて、圧倒的な男らしさに満ちているオーク様なら、自分からオマンコ開いてお迎えするのが当然なのに。なぜ私はオーク討伐などというおろかで馬鹿なことに来ていたのだろう。
「あぁぁんん、すごいですゥゥゥ。お、オークのぶっとい肉棒がぁぁぁん、私のぉぉぉ、しっ子宮を突き上げてきてるのぉぉ」
「おおぉ、おめえの人間マンコおでのチンポに絡みついてきてるだよ!」
激しく私の一番奥に向かって人間のものではない巨大な肉棒を圧倒的に打ち付けながらウホ様が言う。私は一生懸命お尻を突き上げて、その悪臭漂わせる暗緑色の肉棒を受け入れて全身で感じる。
「んほぉぉ、だぁあってぇ、ウホ様のたくましいおチンポにマリーアジュはぁ、恋してしまいましたからァぁン、一番奥でぇぇんん、ウホ様のものをぉぉ、あぁぁあんん、だっ抱きしめたいのぉぉ!」
子宮口を突き破って子宮に侵入しそうなほど激しい勢いのウホ様のオーク棒。一突きされるごとにわたしの中でオーク様への崇拝の念が高まっていく気がして、胸がドキドキする。
周りを見渡せば女騎士達は一様にオーク様に極太の肉棒で貫かれて快感にヨガっている。男たちはそれをみながら泣いているだけだ。やはり人間の男などこの程度なのだと思ってしまう。たくましいオーク様に抱きしめられて私は幸せだ。
「んあぁぁんん、は、激しすぎるのぉぉ!」
「ああん、人間のメスは堪え性がねえな、それでも女騎士かぁ」
「んあぁっ、ご、ごめんなさぁい。ひゃぁぁんん、に、人間のメスはぁ…ぁぁんんんっ、オーク様のおチンポには敵わないからぁ…ひゃぁんん、仕方ないのぉぉ」
ウホ様の腰の動きが激しくなる。オークの強欲な本性に従って私を征服するつもりなのだろう。私の腰を痛いほど掴んでえぐるように腰を振りたくるウホ様。私はもうウホ様が大好きになってしまった。射精しようとしているのか激しくなる腰使いに一生懸命ついていこうとする。
「ひゃぁぁんん!いいですぅ。いいんですぅ!」
「オラもだぁ、イクぞォォ」
「キてっキテぇぇぇぇ」
そう叫ぶ私。周りを見渡せば騎士団の女たちが一様に今まで見せたことのないほど淫猥な表情でオークの皆様に服従していた。まるで犬のように腰をふって屋外で交尾する。オークの皆様によって私達騎士団は今まで隠していた本性をさらけ出扠せられていた。
「ひゃぁぁぁぁっぁぁっぁっっっっっ」
私自身、じぶんでもこんな声が出ると走らなかったほど激しい絶頂の嬌声。一番奥深くにウホ様のおチンポがキスしていて、そこからきもちいオークザーメンがまるで噴水のようにびゅるるるるるるるっと噴き出すのを感じた瞬間、私はメスとしての幸せをこれまでにないほど理解してしまった。
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