【R18SS】【二次創作】汚された戦術音楽ニット【マクロスΔ】

今回からマクロスΔのふたなりモノです。

注意事項

・二次創作であり原作改変が含まれます。

・ふたなり表現があります

・ヒロインの理性喪失描写があります

以上ご了承いただけた方はどうぞ。

 それはとある星に潜入調査していたとき。ウィンダミア王国が最近この星系に新しい基地を建設しているとの情報が入ったから、彼らの意図を探るためワルキューレのみんなとここに探索にきていた。

 いつものようにくもくもが単独先行してて、でもすごいクールで。ふれふれがマイペースにどこか外れた行動をしていた。途中までブリーフィング通りに全部がうまくいっているように思えてた。

 でもその後で、沢山の人がいっぱいいるマーケットに入った時にみんなばらばらになっっていた。わたしはリーダーのカナカナを追いかけていくだけで精一杯で、他のみんなのことを見失ってしまった。人混みを抜けたらいつもおりみんなで合流できると思ってた。

 それなのに、マーケットの出口についた時にいっしょにいたのはリーダーのカナカナだけ。はぁ~あ、みんないったいどこいっちゃったんだか…。

「困ったわね、みんなどこにいっちゃったのかしら」

 そんなに危険な場所じゃないけど、敵地なことに変わりはないから。すこし心配になる。くもくもたち大丈夫かな…。

 そんな風に不安そうにキョロキョロしていたせいで監視のウィンダミア兵の目に止まっちゃった。

「おい、そこの二人組、こっちに来い」

 そうウィンダミアの見回りの兵士に怒鳴られちゃう。もうひっどーいんだから、女の子にそんなふうに言うなんて…。

「IDを見せろ」

 そうひどく失礼に言われる。わたしは心の中でヤヴァイヤヴァイよ~と大パニック。

「これでいいかしら」

それなのにカナカナがなんでもないという感じで、おちついてポケットの中のフェイクIDを差し出す。さすがリーダー。頼れるぅ!落ち着いてわたしも同じように普通っぽく振る舞いながらIDを差し出す。

「おい、このID!!お前たち、ちょっとついてこい」

 ウィンダミアの軍人たちがわたしたちの周りを取り囲んで銃を突きつける。あっ、これは本格的にヤバイかも。それなのに隣のカナカナは慌てる様子も全然なくて、

「これは何かの誤解です。通してください」

「それはこっちが決めることだ。貴様達を本部に連行する!おいっ!こいつのIDは偽物だ、連れて行け」

カナカナの言葉に耳も傾けない。兵士たちがわたし達の周りを取り囲んで、両脇を乱暴につかんでまるで引きずるように無理やり連れて行く。怖い…、いままでたくさんの戦場で歌ってきたのに、こんなにも兵士たちが怖く感じてしまったのは初めてだった。ダメなのに、ワルキューレとしてきちんと任務をしなきゃいけないのに、震えるわたしの肩が掴まれてしまう。

そして兵士たちの本部に連れて行かれて、無理やりカナカナと引き離されてしまう。怖い顔の兵士たちが乱暴な声で脅すように問い詰めてきてわたしの心がズキズキしちゃう。でも、わたしはワルキューレの一員だから、こんなのに屈しちゃいけないとおもって、沈黙を貫く。他のみんなは大丈夫かな?そう思いながら。

それでも何時間も耳元で怒鳴られて、へとへとになってしまう。

「お前はワルキューレなんだろ!」

「他の連中はどこにいる!」

「さっさと言わないとお前の仲間を拷問するぞ!」

「あのIDはどこで手に入れた!」

 そんなの言えないよ。うんざりして疲れ切って頭がガンガンする。乱暴にわたしの顔を掴まれて尋問している兵士の方を向けさせられる。目が怖いよ。

「さぁ、言え!全て言うんだ!」

ツバを撒き散らしながらその男の人が行った。わたしは掴まれている顔を無理やり左右に振っていやいやする。そんなこと言えるわけがない。みんなを裏切るなんて。みんなわたしの大切なワルキューレの一員だから。それにそんなのわたしも知らないし。

そうしていると突然、目の前の尋問官?が懐からなにか液体状のものを出してわたしの口に無理やり押し込んできた。苦いような辛いような激しい刺激で全身がビクビクしてしまう。こんなの知らないくらい激しい刺激。そしてその直後から急激に体が熱くなっていく。まるで真夏にサウナで全身をあぶられながら水がないようなひどい感じ。わたしはそのまま熱さの中でどうしようもなくて、飲み込まれるみたいに意識を手放してしまった。

パタ、パタ、パタパタパタ、…水の滴る音がする。全身が痛い。目をうっすらとあけると、灰色のコンクリートの牢獄だった。どこかで水が漏れてるみたいで、微かにピチャピチャと滴る音が聞こえていて、それで目が冷めてしまったみたい。ひどい自分の状況を改めて整理し直してみる。

「失敗しちゃったな…」

 そうため息をついて思わずグチってしまう。さぁ、とりあえず起き上がって何かわたしにできることがないか探さないと!萎えそうになってしまう自分の弱い心に言い聞かせてパンパンと自分の頬をはたいて意識をしっかりさせる。まずはカナカナを見つけないと。

 起き上がる、なんとなくだるい感覚と、かすかな痛み。全身がほてったようないやな感じ。硬いコンクリートの床に横たわっていたから体が痛いんだと思う。それに、思い出したくもない。何かよくわからないものを飲まされた記憶がよみがえる。あの薬物のひりつくようなわたしをビクビクさせるような感覚はまだ喉にこびりついてる、サイテー。

 でも、あたりを見渡してわたしは希望を見つける。思ったより広い牢屋の端に、見覚えのある背中が座り込んで丸まっていたから。

「カナカナっ!よかった無事だったんだね!」

 そう反射的に叫んで、かけ寄る。カナカナとは別の部屋に閉じ込められると思ってたからちょっとびっくり。でも、かなり安心した。リーダーが一緒だったらどこに行っても怖くないし。

 でも、わたしの呼び声に反応しないカナカナにすこし不安に思いながら壁に向かって丸まって体育座りでもするみたいにして座っているカナカナを覗き組む。

「ヒッ!」

 おもわず叫びかけてしまう。カナカナは、戦術音楽ユニットワルキューレのリーダーは必死にしごいてた。あるはずのないものを。一瞬しか見えなかったけど、それはどうみても男の人のアレだった。それは一瞬覗き込んだだけで目に焼き付いてしまうくらい異常な光景で、思わず目をゴシゴシしてしまう。

 そして意識して耳をすませば、チュチュチュっと湿った股間を隊長が扱き上げる。わたしが目を覚ました音。水滴のような水音は、時々カナカナがその股間の普通じゃない男性器からビュビュビュビュッっと大量の精子を吐き出した、その精子がコンクリートの床にパタパタと飛び散る音だった。

 思わずわたしは後ずさる。その次の瞬間、カナカナがこっちを向いた。目が合う。わたしの知っているリーダーの目じゃない、まるでヴァール患者みたいに感情のない虚ろな目を血走らせて、わたしのことを見た。

 だめっ!本能的な恐怖を感じる。ふらふらとカナカナが立ち上がる。まるで別人のような雰囲気、目が光を失っているのに、口の端が微かに上がって笑っているようにみえる。でも、そこからダラダラと涎が垂れていて普段の頼りがいの有るハキハキした感じとは真逆のだらしない感じがして気持ち悪い。

「あぁっ、あ…」

 微かにそう言いながら立ち上がったカナカナはその状態でも激しく、まるでわたしに見せつけるようにグロテスクなものを扱き上げている。ビンビンに破裂しそうなほど膨れ上がったそれはカナカナの体液でテカテカ光ってて、薄暗い牢屋の中でも見えてしまう。カナカナの体から生えているどう見ても男の人のアレ。赤黒くてふっくらとしていて、わたしは思わずつばを飲み込んでしまう。

 えっと、思わず自分に引いてしまう。なんでいま、わたしはつばを飲み込んだんだろう?なんで、わたしは体が熱いと感じてしまっているんだろう?どうしてわたしはずっとあのグロテスクに反り返ったカナカナの見るも無残な部分を凝視してしまっているんだろう?

 腰砕けになりながら、思うように動かないのに後ずさる。カナカナがこっちに向かってニコっと笑った気がした。リーダーのあの笑顔で、でも一瞬でそれが気のせいだと思う。なんでこんな時に過去の記憶に現実逃避しようとしてるんだ、わたし。しっかりしなきゃ!

 ふらふらとこっちに向かてくる。カナカナの顔をした何か別の存在。

「カナカナ、来ないで!」

 そう叫ぶ。わたしが叫ぶとビクッとカナカナが反応した気がした。ひょっとしてまだ理性が少しでも残っているのかもしれない。

「カナカナ、わたしのことがわかる?わかるんだったら、そこで座って。おねがい…怖いから」

 そう希望を持って声をかける。それなのに、カナカナは座ってくれないどころかまるでもっと興奮したように俊敏にこっちに向かってくる。

「いやぁぁぁ」

 壁に追い詰められたわたしに獲物に飛びかかる犬みたいにカナカナが飛びかかってくる。見慣れた顔なのに、知らない雰囲気。いつもの凛々しい顔のはずなのに、下品に彼女の口の端から垂れた唾液がわたしの顔にかかる。

「カナカナ、お願い。やめて!」

 そうわたしが叫ぶ。でも、わたしの声に余計に反応したのか荒々しく、わたしの着ていた服をカナカナが破り始める。ビリビリと布の裂ける音。

「ハッハッハッ…」

っと発情した犬のように息をするわたしの知らないリーダー。もう、わたしは祈るしかできなかった。私の体に食い込むよく整えられたリーダーのマニキュアののった指。でも、その指が強くわたしの体に触れた瞬間、思わず甘い声が漏れてしまう。おかしい、こんなはずないのに。

「だれかぁ!助けてよぉ!」

自分でもわかるくらい情けない声が出る。股間に押し付けられる熱く湿ったカナカナのグロテスクなもの。その熱がわたしに服越しにつたわってきちゃう。

その時コツコツと石の床を叩く革靴の音がした。

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