冴えない四十路おじさんが与えられたもの。それは上級国民のためのショーの舞台だった。
うだつの上がらない清掃員の四十路おじさん、塩豚太(しおぶた ふとし)は世間を憎みながらパッとしない日々を送っていた。そんな中年男の憎しみはふとしたきっかけによって覚醒する。四十路おやじが上級国民に与えられたのは洗脳装置のついたエレベーターがある一等地のオフィスビルと上級国民のために女達を教育するという任務だった。
四十路おやじの世間への鬱憤が都会の真ん中で胸を張って働くデキる女達へと向かう。MCエレベーターによって勝ち組の女達は都合のいい性の道具へと成り下がっていく。
暴走する堕落した性の宴はどこへ向かうのか。
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