【後日談2】バブバブせんせいを探せ【ヒプノオーバードーズ】

                   

  →本編。

 寺島先生のおまけ小説が無料公開されました。それに伴って製品版のおまけ小説に挿絵を追加しました

「ふふ、そうね。もう少し処女率高いと思ったけど、エリートとはいえみんなヤることヤッてたわね。ほら、2番、採用よ。着替えなさい」

 そう指示されると二番は立ち上がってその場で着替え始めた。子供っぽいくまプリントのパンツがデカ尻でパンパンになる。ブラはもちろん授乳ブラで簡単に乳首が出せるものだ。ただショッキングピンクの卑猥な色合いは明らかに他の服の淡いパステルカラーから浮いていて、その巨乳を強調するようだ。そしてパンツとほぼ同じラインの極ミニのパステルブルーのスカートにピンク色のエプロンだ。エプロンは胸の部分が空洞になっていてそこから卑猥な色合いの授乳ブラが覗いている。保母さんっぽいのに、イロイロな部分がちらちら見えるのが背徳感を増している。

「フフ、それじゃ面接をするわね」

 エリカがコスプレ元のキャラとはあまりにもかけ離れたサディスティックな笑みを浮かべて言う。

「ほら、起きなさい」

 人形状態の二番にエリカがそう言うと、今までうつろだった瞳に光が戻る。一瞬パチクリして、首を振る。無表情から困惑に、そして恐怖に表情が変わる。

「え…。ここは…」

 当然だ。目の前にいるのは全裸のボクと、コスプレ姿のエリカ。部屋にはベッドしかなくて、自分もエロ衣装を着せられている。常識的に考えてこの状況で起こるのは一つだけだろう。

「面接にいらっしゃったんですよね。採用されるためには面接以外のことは気にしないでくださいね」

 クスクスとエリカが笑いながらそういう。

「採用…はい、そうですね。すみません」

 まだ表情には怯えがあるが逃げようとはしない。

「では、自己紹介をお願いします」

 エリカがそういう。ゲームのエロコストのギャップがすごいし、僕に密着して彼女の手が股間を誘うように撫でる。

「T大学1年の南原ユリネと申します。まだ入学したてでわからないことも多いですが、進学をきっかけにより多く社会のことを知りたくて今日はインターンに応募させていただきました。趣味は読書です。今日はどうかよろしくおねがいします」

 しっかりとした受け答えはさすがT大なのかもしれない。でもそれより僕はエリカの手コキを受けながら面接って言う状況が興奮を増加させる。

「そうですか。ユリネさんは赤ちゃんは好きですか」

興味なさげにエリカが聞く。彼女の手の中ではすでに僕の一物が勃起しきって、さきばしり汁を泡立てている。オスの匂いも部屋に充満している。

「実はあまり赤ちゃんは得意ではありません。コミュニケーションできない相手ですから…」

 申し訳なさそうに保母さんの格好をした同い年の女子が言う。

「ユリネさん、」

 ため息を付いてエリカが言う。あんな冷たい声でなにか言われたら昔の僕は縮み上がっていただろう。

「採用されるためには赤ちゃんを大好きになってください。赤ちゃんだけではなく子供もユリネさんは採用されるために大好きです」

 緊張していたユリネの表情が明るく変わる。

「あ、すみません。赤ちゃん大好きです。子供も!」

 心からの笑顔だ。たぶん「採用」がキーワードになっていて、「採用」をちらつかせれば好きに改造できるという趣向だろう。

「へー、採用されるために、ちょっと腰を落としてがに股になってよ」

「はい、…こうでしょうか?」

 短いスカートの中身が見えるのも気にせずに指示に従う。ぷるんと柔らかそうなおっぱいが授乳ブラの中で揺れる。

「ユリネさん、今後のキャリアプランはありますか」

 エリカが淡々とそういう。人差し指で僕の尿道口をくりくりいじり、刺激しながら。

「はい。趣味が読書ですので将来は出版業界を目指したいと考えています。新しい技術のおかげでだれでも作品を発表できましたけど、やはり古典の魅力をもっと色んな人に知ってもらいたいので…」

 パンツ丸出しのがに股でいそいそという。たぶん真面目なんだろうな。だからエリカみたいなのに食い物にされる。

「そうですか。採用されるためには保育士になってください。今月中にT大は退学、近くの保育士養成コースのある短大に入ってください。同時に通信教育で小学校の教諭免許も取ってください。採用されるためです」

「え…」

絶句するユリネ。当然だ。今までの人生設計が全部否定されたんだから。

「赤ちゃんや子供が大好きなあなたにはそっちのほうがいいわよね。採用されるためにあなたの今後の人生設計はこちらの履歴書に書いておいたわ。あなたは大好きな赤ちゃんや子供の相手をするために新しく作る保育室の専属保育士になるのよ。わたしとダーリンの子供が小学校に入るまでに小学校の教師免許を取りなさい。あなたは赤ちゃんや子供が大好きなのだから採用されるために喜んで従うわよね」

 再びキツくエリカが言う。

「はい、すぐに短大に転入して保育士を目指します!」

 今度は嬉しそうにそういう。なるほど、面接って言うより初期設定が近いかもな。

「ユリネさんは優しい性格?」

そう僕が聞くと小首をかしげて、

「えっと、どうなんでしょうか。気は使うほうだと思うんですけれど…」

「採用されるためには優しくないといけないよ」

「んっふっ…優しい性格です」

緊張していた表情がだいぶ穏やかになってきた気がする。うんうん、理想の保母さんだね。

「ユリネさんは母乳でますか?」

「へ…えええぇぇぇ!!」

 淡々とまるで当然のように言うエリカに普通にドン引きするユリネ。まぁ、目の前で面接官同士が絡み合っている時点でまともじゃないんだけどね。

「でません!でませんよ!」

「乳母になるためにはおっぱいが必要だわ。母乳出せるようになってくださらないと採用できません」

「え、でも…どうやって」

「好きでしょ。赤ちゃん。ここに超強力な排卵誘発剤があります。これをのんで今晩中に孕んでください。採用されるためですから」

「わかりました。採用されるためなんですね」

 そういって薬を受け取るユリネ。無茶苦茶だ。隣で聞いていて思わず吹き出しそうになる。いやー催眠デバイスってすごいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました