退廃した王国の堕ちたヒロイン達(3)王女のオークション

「初めだからな、教育してやらないとな」
 そう言ってどっかりと再び上座に座るティムポ-。まるで護衛のようにその背後に直立するアルトリカ。
「ティムポ-様本当にお優しいですわ…。んっふぅ。クリスもちゃんとしたおちんぽケースになるのですわ」
「目を覚ませ、お前たち。こんな下品な連中の言いなりになるでない!」
 そうクリスが一喝する。空気が震えるほどの声だ。だが反応はない。
「跪け!」
 そうティムポ-がいうと、白金のエルフは怒りと憎しみに染まった目でにらみ突きながら体を倒していく。そしてひざまずいた女の美しいプラチナブロンドの髪をティムポ-が容赦なく踏みつける。
「お前たちも踏んでやれ、ブヒヒ」
 そうティムポ-がいうとまっさきにヒールで包まれたアエギアの靴が彼女の頭に伸びる。
「んっっふぅ。ティムポ-様に敗北して正解でしたわ。あの高慢ちきな女王を踏みつけられるなんて。毎年毎年我が国に物見遊山できて、準備するのが大変でしたわ」
「それはぁ…やめてくれ…同盟国の関係強化のため…」
 そう言い訳するクリスをテッサがける。
「キャハハ、いつもいつも精霊信仰だからってテッサの事無視しちゃって~。本当にムカついてたんだから~」
「いいではありませんか。もうこのメスもすぐにティムポー教徒になるわけですから。このメスも」
 クリスにとって一番耐え難いのはその奴隷商人の足だった。力ずくにしろ支配したティムポ-はまだ尊敬の余地がある。屈服したとはいえ他の女達も相応のものたちだった。だがデカチンだけはオークに取り入った下品な人間でしかない。それが高貴なエルフの髪を足蹴にしているのだ。
「まったく強情だな」
 ガシャッと具足が音を立てるとともにアルトリカのブーツがクリスを踏みつける。
「頭が悪すぎてチンポケースの誓いもできそうにないな。ティムポ-様先にこのメスにチンポをぶち込んでティムポ-様の偉大さを叩き込んだほうがよろしいかと思います」
「ブホホホ、そうだなちょうど我慢できなかったところだ。さぁエルフマンコで俺の肉やりを包んでみせろ」
 そうティムポ-が叫ぶ。
「いや!嫌です。お前なんかのものになりたくない」 
そう叫びながらも引き締まったエルフの体はオークの上にのっかり、自らの秘部に巨大なオークの肉棒を咥え込もうとする。
「エルフの匂い…いいものブヒ」
「ふふふ、エルフは自然に生えている野菜以外食べませんからね。その体臭さえ芳しいものとされるのですわ」
「ブホホホ、なるほどな。エルフのガキどもを集めて香水工場でも作ってもいいかもな。そんでその天然自然な香水をかけて焼肉パーティーでもやろうぜ。どう思う、クリス?」
「最低ですわ。どうしたらそこまで低劣になれるのですか」
「低劣ねぇ!フヒッ、その時はたっぷり肉をお前にも食わせてやっからな」
 そういうとティムポ-はクリスを下から貫いた。
「んっっふぉぉぉぉぉぉぉぉ」
 クリスの全身が反り返るほどに喜ぶ。捕虜としてすでにその部分はどんなオトコのものでも快感を貪れるように改造されてしまっていた。だが、ティムポ-のオークチンポは規格外の巨根であり、その一撃だけで女王の膣を一気に貫き全身を震わせてしまった。
「おお、さすがエルフの中のエルフ。今までのエルフの中でも最高だな。むっちりと肉が絡みついて抱きしめてきやがる」
「ふふふ、ティムポ-様のおちんぽを抱きしめないオマンコなんてありませんわ」
「ひぎゃっっっふぅぅ…おかしいぃ…お前の…おかしいぃ…」
ティムポーの巨体の上でビクビク震えながらクリスが叫ぶ。
「ふふふ、当然ですわ。ティムポ-様のおちんぽをいただけばメスは自らの愚かさを悟るのですわ」
「そーそー♪いつもティムポ-様におチンポいただけるおちんぽケースってこの国の女の憧れだしね」
 クリスの両側からよく見知っていた者たちの下品な言葉が降り注ぐ。
「ふふふ、ティムポ-様の肉棒にまさる調教はありませんからな。おお、噂をすれば…」
 そうデカちんが言ってステージの方を示す。すでに何人ものエルフたちが競りにかけられ、その肢体が売却済みとなっていた。しかもその殆どはクリスの親類だ。
「ふふふ、エルフ王国の要人がこ~んなにたくさん売られちゃって、まさに敗北って感じですね☆でもそんなエルフ王国の要人のなかでも次はとっておきですよ!」
 エリクスの発言がつづき、ステージの上にエルフの少女が上がる。首輪はつけているが鎖は自ら手に持っている。誰に引かれることもなく自らステージの中央までキビキビとした足取りで進む。服装も娼婦のような出で立ちでもわざとらしく破かれた感じでもなく緑を基調としたフェルトと革の動きやすい格好だ。
「エルフ王国第一王女、ラヴィナ・クリトリクスでーす」
 そうエリクスが紹介するとその少女は母親譲りの白金の髪を垂らして深くお辞儀した。
「私がエルフ王国第一王女、ラヴィナ・クリトリクスよ!」
 キッと観客を見渡す。強い声に一瞬卑猥な場が静まり返る。
ラヴィナの黒い革手袋に包まれた手がさっと動く。まるで腰の短刀で抜くかのように。だが彼女の手が革のショートパンツ腰の後ろ側の紐を解く、その瞬間、普通のショートパンツに見えたものが大きく裂けてふんどしのように前に垂れる。普通のショートパンツに見えたものは股間の部分だけおむつのように別に作られており取外し可能なものだったのだ。
「フフフ、見えるかしら私のお気に入りのズボン。股間の部分にはエルフ王国の国旗よ。裏返してもちゃんと私の国のシンボルが刺繍してあるの。お付きのメス豚エルフたちに作らせた特注品よ。見えるかしら、わたしのうんこ♥オマンコのところにはエッチなシミもついちゃってるわね。ティムポ-様のような偉大なお方に歯向かった最低の国はこうやって汚してあげないとね♪」
「ラヴィナ…」
 絶句する母親。だがその股間をティムポ-が軽くえぐっただけで恥ずかしい声が漏れる。
 一方ラヴィナはその股間の布地を抜き去ると、母国の国旗をあしらったその布地を踏みつけて仁王立ちになる。股間は丸見えであり、ハート型に揃えた上で淵の部分だけ丁寧に赤く染められた陰毛や、オークのシンボルの入れ墨も堂々と見せつける。
「ラヴィナさんはティムポ-様直々の調教をうけた素晴らしい奴隷エルフです」
「ふふふ、そうよ!ティムポ-様からおちんぽ奉仕の良さをもっと同胞のクソエルフに伝導するように命令されて今日このオークションに出していただいたのよ!」
 誘いかけるようにラヴィナの腰が揺れる。股間を露出しただけにも関わらず、一気に全身を淫猥なオーラが包み込んでいる。そしてその匂い立つほどのオーラが会場全体を包み込む。
「もちろん私のオマンコの締め付けもかなりいいわ。見てなさい」
 そういうと彼女は腰につけていた短刀を鞘ごと自らの秘部に押し込み始めた。
「んふっんん、見えるかしら。三分の一だけで突っ込めば落とすことなく咥え込めるのよ!」
 そういって嬉しそうに腰をカクカクと卑猥に上下させる。ピンク色の割れ目はたしかにまだそれほど使い込まれていない。そして腰を振りながら透明な液体が踏みしめられた母国の国旗の上に降り注ぐ。
「ラヴィナさんには特典もあるんですよね」
 そうエリクスが目配せをする。
「当然よ。高貴なエルフの王女である私が身一つなんてありえないわ。さぁ、私のおつきのメス豚エルフを紹介するわ!イヌとネコよ!」
 その言葉とともに壇上に全裸のエルフの少女が上がる。陰毛も生えていない二人はそれぞれ首輪と犬耳と猫耳、そしてしっぽを付けている。何よりも全裸であるにも関わらずふたりとも入れ墨によってお腹に大きくオークのシンボルが刻み込まれている。
「この子達は私がしつけたの。そうでしょ?」
「はい、エルフなんてクソ種族に生まれたのに勘違いしてた私達を」
「王女様が導いて人間様やオーク様にお仕えできるようにしてくださいました」
二人の少女がそう言って秘部を大きく開く。
 未発達な体とは対照的に明らかに使い込まれて大きく発達した女性器。幼い体にはあまりにも不釣り合いなアクセサリーによってその場所は華美に装飾されていた。クリトリスの上には『イヌ』と『ネコ』の名前が彫られている。彼女たちの存在自体がまるで蜜壺だけであるかのように。そしてクリトリスには目立つ色の宝石のクリピアス。大陰唇には金のリングが複数つけられている。
 彼女たちの小さい指がそのリングを引っ張って陰裂を割り開く。トロトロと半透明な液体がこぼれ落ちる。そのラブジュースはあまりにも妖艶であり、少女たちの外見とはかけ離れたわいせつさを持っていた。
「ふふふ、この子達は最高よ」
 そういいながらラヴィナが片方の体を抱き寄せるとその股間から猥褻液をすくい取りピンク色の舌を突き出して誘いかけるように性的な仕草で舐めた。
「あぁぁんっふぅ♥」
 彼女のただ一箇所露出している股間部分がとろりと陰液を垂らし、全身が震える。軽くイッたのだ。
「彼女たちはね、ラブジュースが超強力な媚薬になるように改造してあるの。んふぅぅ…♥わかるかしら、クソ愚かなエルフをメスに堕とすのが私の得意技、さぁ誰が買ってくれるのかしらね」
 会場が沸き立つ。その様はステージ脇の落札済みのエルフたちの絶望した顔と対象的だった。落札額はすぐに1億ゴールドに達する。だがその時、一番うしろの席でテッサを犯していたデカチンが声を上げた。
「10億ゴールド!」
 その言葉を聞いた瞬間ラヴィナが『あひぃぃ♥』と体を震わせながら絶頂してぺたりとステージの上に尻餅をつく。そして金色の聖水がこぼれ始める。彼女自信につけられた母親よりも高い価格に悦んで嬉ションしてい待ったのだ。
「ふふふ。エルフのクソガキ、10億ゴールド!他にいませんか?」
 そういいながらエリクスが彼女の頬に『10億』と大きく刻む。
 会場はあまりの巨額に沈黙する。

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