オークファンタジー後日談1

神性オーク帝国が誕生して半年が経とうとしていた。イマラティオス・ティムポ-はティムポ-教団によって人間の男たちを全員寝取られマゾの狂信者に仕立て上げ、その狂信者たちを隣国にけしかけ、侵略戦争を起こしていた。
 かつての神聖王国の都は退廃を極め、オークに限らず世界中の下品な者共の集う場所となっていた。たった半年の変わりように旅人たちは驚愕し、魔都と呼び始めるほどだった。しかし洗脳された住民たちはその変化を気にしない。
「まったく、この国の男どもときたら意気地がないザコばかりだな」
 そういってアルトリカが王宮の中を歩く彼女の足元には戦場で功を上げた戦士たちが全裸で仰向けになって横になっていく男たちの肉の道をアルトリカのフル武装にブーツの足が踏みしめる。普通なら重く、痛いはずだが彼女に踏みつけられた騎士たちは幸福に打ち震えビクビクと射精する。そして更に踏んでもらうために戦場に戻り目を血走らせて敵を屠ろうとするのだ。
 王宮の中庭。かつて美しいバラ園があった場所にアルトリカが入る。だが今ではバラはすべて世話をされることもなく枯れてしまっていた。代わりにその中庭の奥にステージが置かれ、ドぎつい色合いのバラが描かれている。中庭の至るところに魔界から移植された発情させる効果のある植物のツタが絡みつき、その隙間から造花や描かれたバラが覗いている。
「おい、遅いぞチンポケース!ブヒヒ。風邪引いちまうじゃないか」
 そうかつてアルトリカの咳だった場所に座っていたティムポ-がそういう。
「そうだよ、おそいよー」
 そう神聖王国のかつての大神官でありティムポ-教団の教主となったテッサ・アルテアが不満そうな顔をする。胸を大きく開き、かつてのアルテア教団を汚すシンボルの入った教主服のアルテアは太った人間の上に座っている。その男が口を開く。
「まったく、メス騎士がチンポの時間に遅れるとは何事ですか。自覚が足りませんな」
 かつて人身売買の咎で神聖王国のお尋ね者だった、デカチン・メスキラ、通称人買いデカ。偶然ティムポーと出会い、意気投合したデカチンは今や産業大臣となり人身売買の合法化と侵略によって大量の奴隷の確保によって国の経済を担っている。
「んっふぅ、全くですわ。チンポケースであるなら片時も、ふぅぅん離れてはいけませんのに」
 そうかつての女王、アエギア・ヴァギナがいう。だが彼女の腰はゆっくりと揺れておりよく見れば彼女の服が脈動していることがわかるだろう。女王の体はティムポ-によって流れ者のモンスターに売り払われ寄生されているのだ。艶かしく腰が揺れているのは宿主が彼女の膣にいる証であり、宿主の思考に侵食されたアエギアはますます新しいティムポ-帝国に馴染みつつあった。
「ふぅふぅふぅ…申し訳ない。メス騎士会合が長引いてしまったのだ。そういうとアルトリカは跪き、ティムポ-の金玉の下で膝をこすりつける。彼女の頭の上ではグチュグチュと挿入音が響き、粘土の高い液体が彼女の頭に降り注ぐ。
「まったく、オマエがいねえからそこらで拾ったマンコを使ってるんだぞ」
「ああ!」
アルトリカが哀れっぽい声を上げる。
「私はなんと罪深いことを。ティムポ-様の高貴なオチンポ様が野良マンコをお使いにならねばならないなどと。今後このようなことがないように肝に銘じます」
「ぐふふ、そうだぞ。反省しろ」
 ティムポ-の足がつややかなアルトリカの頭を踏みつけ、他の女の垂らしたマンジルを塗り拡げる。
「おい、メイン穴が来たからオマエはいらないぞ」
 そう言ってまさにモノのように今までティムポーの上に座っていた年端も行かない少女を文字通り物のように抜き去る。
「おや、それもなかなかかわいらしいじゃありませんか。顔だけで言えば一千ゴールドは行きそうですね。まぁティムポ-様サイズに広がってしまっているので五百ゴールドは超えないでしょうが」
 そう人買いデカが値踏みする。
「もう、デカチン様は相変わらず無粋ですわね。女の価値はお金では変えないのでしてよ。ぬふっっふぅ。穴は広がっても成長もすれば孕むこともできますわ。さぁ、こっちへいらっしゃい」
 そう少女を手招きするアエギア。フラフラとあどけない顔が元女王のところに引き寄せられる。
「んっふぅぅ…ふふ、今度は私の上に乗ってちょうだいな。あなたは四十二番よ…んふぅ」
 アエギアの股間のモンスターが触手を伸ばし黒い肉勃起を作り上げる。はためにはアエギアが男性器を持っているように見えるだろう。しかしそれこそが今のアエギアの飼い主だった。
「よんじゅ…う…にばん…」
 熱に浮かされたように言いながら少女がアエギアの腰に乗り、自らグロテスクなドス黒い触手を割れ目に入れ始める。
「あなたはまだ孕めないのですわね。いいですわ。孕めるようになるまで…んっふぅぅ…宮殿の私の部屋で準備なさいな。とってもカッコいいオスを見繕ってあげますからね」
「そういえば二十二号はどうなった。アルトリカ…許す」
 世間話のついでにかつての秩序の騎士を蹴り飛ばしてそういうティムポ-。嬉しそうに立ち上がりティムポーのオークチンポを咥え込み始める。
「んふっ…成長促進剤のおかげでもう孕ませられるようになりましたわ。公爵夫人の腹から出たばかりのときはぁ…はぁぁっふぅぅん、あんなに小さかったのに…すっかりやんちゃに育ちましたわ。成長促進剤で成長速度は数十倍ですからね。でもエッチ以外何も教えていませんから一人では食事も排泄もできませんわ。もちろん言葉も話せませんの」
「んっふぅぅ、それすっごいイイ!最高の肉バイブじゃん。アタシも試してみたいかも」
「おやおや、教主様は私のチンポでは満足できないというのですか」
「きゃっふん、デカちゃんのことは大好きだけどぉ…んっっふぅ恋人以外にバイブを持っててもいいじゃん」
「アルトリカはどう思う。公爵夫人の夫はたしかオマエの剣の師匠だろ?その種が肉バイブ扱いだぞ、ぶひひひ」
「ふぅぅぅ、やはりマンコにティムポ-様のぶッといのを咥えこませていただいているとチンポケースとしての…はぁぁん、騎士の誇りを自覚できるな。あっふぅん剣の師匠か。アイツはティムポ-様ほどではないが悪い男ではなかったな」
 アルトリカの胸を揉みしだきながらティムポ-が答える。
「ブヒヒ、だからお前のションベン狂いにしてやったんだよな」
「全くだ。あんな奴だったとは。あっそこがぁ…いぃぃ。私のションベンを飲もうとトイレで待機していてぇ、顔面にションベンをかけると嬉しそうに果てるのだ。んっっふぅ…きもすぎるからぁ、絶対勝てない戦場に送ってやったんだ」
「キャハハハ、ほんとその話ウケるよね。最後は何だったっけ」
「あなたの聖水を頂くために戦ってまいります!だっけ?」
 その場の全員が下品に爆笑する。
「そうでしたわね。それで死ぬときまでアルトリカのお小水の入った尿瓶をお守り代わりに持ち歩いて、戦場で腐ったお小水を飲んでお腹を壊して漏らしているところを殺されたんでしたわね!
 あんっ四十二番はなかなかイイですわぁ。二十二号のお相手の一つにしますわ」
「ああ、その二十二号の話だったな。肉バイブならヘンタイおもらし騎士よりはだいぶ優秀ではないか。あのオトコの種なら顔もよいだろうし」
「んふふぅ、そこですわ日々ますます美しくなって素晴らしいんですの。もう何人か孕ませたみたいですから、第二世代にどんな美しい子供が生まれるか考えると、わたくしもう我慢できませんの」
 そう言うとアルトリカが大きく腰を振った。
「ひゃああああああ」
 四十二番と名付けられた少女が声を上げる。快感ゆえか痛み故かわからないがその声はさらにアエギアを興奮させガタガタ音を立てながら腰をふる。
「アエギアは本当に好きだよね、ブリーディング」
「イイじゃありませんか。アエギアのブリードしたメスは神聖王国印の雌奴隷として我が国の最も重要な商品ですからね」
「ブヒヒ、俺も嫌いじゃないぜ。特に騎士娘シリーズはな」
「もう、ティムポ-様はスキモノだな。本物の騎士がケースだと言うのに」
「アルトリカ、嫉妬は見苦しいですわ。戦場で使い物にならなくなった元英雄たちを種として、オークの皆様に飽きられて知った女騎士を孕ませてつくるリサイクル品ですわ。きちんと精悍な顔つきに仕上がりながら剣の持ち方も知らない。強そうな女騎士を簡単にレイプできると評判の商品ですわ。しかもオチンポ様への作法はみっちり性騎士によって仕込まれていますからね」
「んっふぅ、教育もわれら性騎士団の努めだからな。半分は戦場とベッドの両方で使えるように、アエギアの所のはベッドの中でだけ使えるようにな」
「ねー、アルトリカ。ティムポ-教団と一緒に礼儀作法の本を書こうよ」
「それはいいですね。でもテッサのオマンコ奉仕がなっていませんよ」
「んっひゃあぁぁ」

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