「じゃぁ、やりますね!」
元気よく瑞希がそう言って二人でポーズをとる。子供向けのヒーロ戦隊モノみたいな恥ずかしいポーズだ。
「悪は絶対ゆるさない!疾風の退魔戦士ミズキ見参!」
「正義のために彼女を守る!ミズキの彼氏の退魔戦士マコトだ!」
そう叫んでキメ顔する。すでにこの部屋中にカメラがあって後から見直して手を抜いていると瑞希が怒るのだ。
「ふふ~ん!ブラックコンビニの店長の禿田宅男だよ~ん!」
そう言いながらのっしのっしと近づいてくるキモデブのおっさん。それに向かって俺は殴りかかる。演技ではなく本気で殴りかかる。瑞希から本気で殴っていいと許可が出ていたからだ。今までの憎しみのすべてを拳に乗っけて殴ったのだからアイツは吹き飛ぶはずだった。
だが、俺の拳は生暖かい汗で湿ったアイツのシャツをやさしく叩いただけだった。そんなはずはないとばかりに入れた全力の膝蹴りも、ほとんど効かない。倒すことすら出来ない。そんなはずはないと混乱した瞬間、アイツが俺にデコピンした。凄まじい痛みと威力!体が吹き飛ぶ感覚があって次の瞬間俺はホテルの壁にぶつかっていた。
「はははは、クソザコじゃないか、ミズキの彼氏は!デコピン一発で倒れるとは」
そう言って、抵抗しているミズキをベッドに転がす。
「ああ、ダメ!強すぎる!ボクの退魔キックが効かないなんて!?」
わざとらしく演技する瑞希。その瞬間俺は理解した。はじめから催眠で俺はアイツを傷つけられないようにされてしまっていたのだ。
「そんな!?こんな風に押し倒されたら、もう逃げられないよぉ!」
俺はよろよろと立ち上がってアイツが瑞希を押し倒しているベッドにフラフラと向かう。
「ああん、犯されやすいようにつけたコスチュームのオマンコくぱぁジッパー開けられちゃう!彼氏だったら助けてよ!ボクこいつに犯されちゃう!この怪人のデカチンポマンコに入れられたらダメになっちゃうのにぃ」
俺を呼ぶ声に支えられて俺はアイツを引き剥がそうとする。でも実際に出来たのはズボン越しにお尻をつねるだけだった。そんな俺を尻目に見せつけるかのように宅男がカチャカチャとベルトを脱いでズボンを下ろす。ビロンと半勃起で俺の倍以上ある巨大なチンポがズボンから出される。
俺は観念した。こんなでかいチンポを持ってるやつに敵うはずない。その場で宅男様のお尻から手を離し座り込む。眼の前で瑞希が暴れながらも、その幾度となく宅男様に犯していただいたオマンコに再び巨大なものを受け入れようとしている。
「いや、やめてぇ!んん、見てないで助けてよぉ!ボクの彼氏なんでしょ。こんな超たくましいデカチンポ入れられちゃったらボクこの人のことが好きになっちゃうよ!助けてよぉ」
そう言いながらも俺は知っている。彼女の顔がすでに演じているキャラクターとは別に宅男様に媚びるあの表情になっていることに。
「ああ、ダメダメだめなのにぃ!大きいのがボクの中に打ち込まれちゃう。あんっ。亀頭がキスしたぁ…!もうだめなのぉ、ドキドキしちゃうぅ…あぁん、ズボって入ってきてるううボクの体がぁ怪人にめろめろになっちゃうぅ~。ああぁ、Gスポットぞりぞりってキてるううう」
そう言いながら肥満体の男の体の下で瑞希の抵抗が徐々に弱まり今までベッドを掴んでいた彼女の手が愛おしげに男の背中を抱きしめる。
「ああ、だめ、そこぉ…んっあんっ♡弱いのぉ!もう我慢出来ないぃ…はぁぁんん!対魔忍ミズキ降参で~す!こんなおっきなチンポに逆らうほど私は馬鹿じゃありませ~ん!ひゃぁぁんん!」
あっという間にトロンととろけたような甘い声に変わる。俺の目に見えるのは中年男の肉タブとその背中を意図惜しげに抱きめる瑞希の白い指だけだ。
「ああ、気持ちいいよ。瑞希のオマンコの中」
尻肉が持ち上がり、その向こう側の瑞希の、俺の彼女のオンナの部分に打ち込まれた巨大な肉棒が見えてしまう。ニチャニチャと音を立てながらそれが見えてきて、瑞希の透明なラブジュースでコーティングされてホテルの照明を反射してテラテラ輝く。
「ああ、我慢できない。もう一発いくぞ!」
その言葉とともにじゅぼぼぼっと肉棒が彼女に撃ち込まれる。
「あひゃぁぁぁんん!ぶっといのきたああああ♡♡♡…ぁぁぁんん!はぁぁんん、コレ!コレ待ってたのぉ!んふぉぉぉん!彼氏クンのとぉ、あぁぁん♡ぜんぜん違うでっかいおチンポぉ♡♡」
嬉しそうに上がる嬌声。彼女の手が肥満体のハリのない汚い背中を抱きしめる。
「さっきまで敵だったのに退魔戦士ミズキもすっかりメロメロだねぇ」
そう言いながらズコズコ俺の目の前で汚い肉の壁が上下する。
「あぁぁんん!ごっごめぇん!あんっ、そこ、そこいいのぉぉ!彼氏クンにはぁ…はぁぁん悪いけどぉ…んはぁぁん、私はぁはじめから負けてましたぁ!このデカチンポが…んんふぅぅん!ほ、ほしいだけだったのぉ!あぁぁん!」
「じゃぁ、そんなミズキの顔を彼氏クンに見てもらわなきゃね。キミを守るために勝てないのにガチでキレてたんだから」
「あぁぁぁん!抜かないでほしいのぉ、あぁ物足りないのぉ」
眼の前でゆっくりと俺自身のものと比べて比較にならないほど巨大なものが抜き出されていく。
「じゃぁ、今度はぁ敗北した退魔戦士が自分でおチンポ入れようか」
ねちっこくて男でも嫌悪感を抱く声。それなのにアイツは、俺の彼女は嬉しそうに返事する。
「はぁぁん、わかりましたぁ♡短小チンポの彼氏クンとは大違いのわる~いデカチンポに恋しちゃったミズキのキュン♡キュン♡しちゃってるオマンコでぇ、自分から入れちゃいま~す♡ちゅっ」
無精髭の中年男のあごに自分からキスするミズキ。そして二人は俺の目の前で体を絡め合いながら体位を変える。頻繁にキスしあい、抱き合い、まるで恋人同士のようにいちゃつきながら。
アイツがベッドの上に座る。まるで俺にアイツの特大サイズのチンポを見せつけるように。そしてその上にミズキがガニマタで立つ。すっかりアイツのサイズに慣れてしまって今もタラタラと発情液を垂らしている女の子の場所がアイツのモノの真上に用意される。
「無様な彼氏ク~ン!あはは、おチンポ立っちゃってるよ。ほらぁ、その場でキミのおチンポ出していいよ。宅男様のこのすっご~い立派なおチンポより大きかったらキミのもとに戻るかもよ」
結果はわかっているくせに笑いを噛み殺しながらそう笑いかけるミズキ。でも俺も結果がわかっているのにコスプレの下半身を露出する。彼女の命令には逆らえないのだ。
「はぁぁん、もう、宅男様ぁあ、まだ無様な彼氏クンと離してる途中ですってばぁ」
やつが我が物顔でミズキの胸を揉み上げる。俺のバイト代で最近豊胸手術を受けて一回り女の子らしくなったばかりの胸だ。その胸を俺は凝視しながら自分の恥の証をズボンから出してしまう。
「プハッ、キャハハハ!ちっちゃ~い。しかもそれで一生懸命勃起させてるんだよね?彼氏クンのおチンポがそんなにちっちゃいと千年の恋も覚めるよね!」
耳障りな笑い方。前はそんな笑い方していなかった。俺を馬鹿にするためだけの笑い声。でもそれを聞くと惨めな俺の分身がこれでもかと勃起してしまう。俺のためだけにミズキ様が笑ってくださっている。認めたくないがそのことに俺自身適応してしまいつつあるみたいだ。
「じゃぁ、退魔戦士のオマンコが選ぶのはぁこっちのオマンコで~す♡今晩も飽きるまで私のこと気持ちよくして、ドピュドピュってたくさん中年ザーメンを十代の子宮にた~くさん出してね♡」
ゆっくりと見せつけるように腰を揺らしながら彼女の下半身が俺の目の前でアイツのでかすぎるものにかぶさる。
「あ、あとで自分で掃除するなら彼氏クンもシコシコ一人でオナニーしていいよ。まぁ、キミに無駄打ちされた精子が可愛そうだけどね」
そう思い出したように言うミズキ。でも俺はその言葉とともにほとんど無意識に手を股間にやっていた。
「こっちの精子は無駄撃ちしないよね?」
そういってクイッと下半身を震わせてミズキの陰唇に亀頭を合わせるアイツ。
「もちろんですぅ~。んふぅ…私の一番奥まで…あぁん、このぶっといのでぇ貫いてほしいのぉ」
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