そう言い聞かせるようにカオリは俺に言った。そしてその金属製のものを取り上げると俺の勃起したその部分にはめようとする。だが、流石に勃起しているので俺のものはその中に収まらない。
「入らないね。じゃぁ、一回イッちゃおうっか?あ、そうだいいものがあるわ」
そういうなり、カオリは黒色のソックスを脱ぎ始める。
「男子はこういうの興奮するんでしょ?私聞いたよ」
一体誰から?でかかった言葉を俺は飲み込む脱ぎたてのソックスの足の裏の部分を俺の股間に巻きつけるようにする。ザラザラとした布地が刺激する。
「じゃぁ、今日は三こすり目まで頑張ってみよう?」
そう言ってゆっくりとソックス越しに俺の一物こする。
カオリの指の感触が布越しに感じられる。柔らかく握られている。
「いっか~い」
そう言いながら竿を大きく根本まで擦り上げる。
「にっか~い、がんばれ」
そういった彼女の吐息が敏感な部分にかかって俺はびくっと震えた。
「よく頑張ったわね。さんか~い」
きゅっと彼女の握る力が強まる。その瞬間俺は絶頂してしまう。
「昨日よりは少し濃いかな。でも、男の子だったらもっと性をつけてくっさ~いザーメン作りなさいよ」
そう言って俺の股間を見下ろす彼女はどこか冷たかった。そしてテキパキと金玉の根元の部分に輪を通して、亀頭にさっきの蛇状の金属のカップをはさむ。そして根本の輪と南京錠で閉じる。
ガチャリという音がしてその部分は完全に金属の筒の中に押し込められてしまった。下向きに作られているせいで勃起ができないようになっている俺の一物。
「蛇さんかっこいいわね。じゃぁ、勉強しよ?」
そういって机を指差す。オレは貞操帯に覆われた下半身丸裸の状態で机につかされる。
「最近、あんまりあえてないわよね」
オレの向かいに座った彼女がそう普通に話しかけてくる。
「ああ、予備校も忙しいしな」
普通に返す俺。カオリは参考書ではなくファッション雑誌に目を這わせながら言う。
「毎週月曜日はウチで勉強しない?」
机の下で伸びてきた彼女の足の指が貞操帯の隙間からチョンっと俺の亀頭をつく。たったそれだけのことで反応する俺の股間。それなのに、金属製の貞操帯の重みから勃起できない。
「いいよ」
俺がいう。まるでよしよしするかのように彼女の足の指先が俺の亀頭を撫でる。勃起して膨らみかける俺の肉棒。それなのに下向きに付けられた貞操帯に阻まれて勃ち上がることはできない。それどころか金属部分に俺の肉が食い込んでいたい。
9月17日
あれ以来、一度も貞操帯は外してもらえていない。金属の隙間から用は足せるものの、金属の重みは深く俺のプライドを傷つける。いついかなる時でもその金属の重みを感じるたびに、彼女に認められない不能男だという気がしてしまうからだ。
そして体育などで着替えるときも一人でトイレに行って着替えざるを得ない。必然的に俺は一人行動が植えてきてしまった。そしてそんな俺をいつもカオリが見ている。目があうたびに満足そうに微笑むカオリに勃起を我慢させられて溜まっている俺はついつい反応してしまう。
「ふふ、なにかんがえてるの?ケイ君」
カオリが話しかけてきてくれる。放課後の屋上、二人でご飯を食べている。俺にもたれかかるカオリ、ふわりと香る香水の匂いとカオリの女の子の匂い。カッターシャツのボタンを幾つか外して俺の胸元をカオリが弄ってくる。まるで男子が女子の旨を揉むようにカオリが俺の胸を弄ってくる。
「手が止まってるよ?私の作ってきたお弁当食べてくれないの?」
カオリが甘く囁きながら体を寄せる。彼女の胸が俺に密着する。
「ほら、私のことは気にしなくていいわよ」
そう言いながらクリクリと俺の乳首をつまみ上げる。
「あぁっ!」
俺の声が漏れる。先週以来カオリの作ってくれる弁当を食べるのが日課になっていった。予備校に行っていないから時間だけはあるのといって誘ってくる彼女を俺が拒絶できるはずもなく、こうして毎日昼食を食べる。けれども、昼食のたびに体を近づけてスキンシップをしてくるカオリにおれは既に限界だった。もし貞操帯がなければ即座に絶頂しているような激しい誘惑だった。
「あ、そういえば、私進路決まったよ。推薦でS大学だって」
そう俺の乳首を弄びながら彼女が口にした大学の名前は俺の第一志望校だった。もともとの彼女の成績と業績を考えれば不可能ではないものの決してかんたんではないであろう推薦。それを彼女はこともなげに言ってのけた。
「おめでとう」
そういった俺の心はどこか虚ろだった。それなのに見通したようにカオリが言って微笑んだ。
「これで私はケイ君の応援に全力が出せるわね。あとね、翔平様もS大学だって、学校一に不良に負けないように頑張りなさい」
たしかにそれは不思議だった。なんであの不良が‥そう言いかけたところでチャイムが鳴った。
放課後。カオリの家の玄関。
「ほら、ズボン脱いで」
そう言われて俺は聞き返す。
「なんで?」
「一緒におちんちん鍛えるんでしょ?おちんちん見せてくれないと手伝えないわ。親は出かけてるから大丈夫よ。あ、私に脱がせてほしいってこと?」
あまりにも当然のようにそういう彼女の気迫に押し負けて俺はその場でズボンを脱いで玄関にたたむ。
いつものようにカオリのベッドの上にカオリと一緒に座る。
「少しは成長してるといいね」
そう無邪気に微笑んでカオリは俺の股間に目をやる。彼女の視線を受けてむくむくと俺の股間が反応する。
「じゃぁ、貞操帯外してみるけどまだイッちゃわないでね」
そう言い放つと興味津々といった感じで彼女が俺の股を開かせて、その間に膝立ちになって俺の股間を見下ろしながら、カチャカチャと南京錠開けて半立状態のペニスを引き出す。
貞操帯を外す過程で彼女の指が何度か触れたその場所はすでにパンパンに膨れ上がっている。一週間ずっと勃起しっぱなしだったからしかたがない。
「少しは育ったかしら」
つんっつんとつつくカオリ。彼女が言葉を発するたびにその吐息が俺の亀頭にかかって今にも絶頂しそうになる。
「尿道の調子はどうかしら」
そう言いながら彼女の柔らかな指が俺の亀頭をペタペタと触る。
その瞬間だった。眼前のカオリの顔に向かっておれのペニスがビュルルルルっと射精してしまう。彼女の顔全体に半透明の俺の精子がぶちまけられる。
先程まで興味津々といった感じだったカオリの表情がにこやかに微笑む。
「私射精しないでっていったわよね?どうしてイッちゃったのかな?
ああ、私が彼女だからひょっとして甘えているのかしら?」
俺は言葉がなくて黙る。
カオリはいつものように俺のプレゼントしたハンカチで顔を拭く。
「なんとか言いなさいよ。私に甘えてたんでしょ?せっかくケイ君を男にしてあげようと思って頑張っている私に。もういいわ、ケイ君がきちんとした男になるまではケイ君は彼氏じゃないわ」
時が止まった気がした。俺は振られたのだろうか?
「ゴメン、カオリ。俺は…」
遮るようにカオリが俺の股間をぎりぎりと痛いほどに握りながら言う。
「敬語を使いなさい!
ケイ君は私の生徒よ。男になれるまでは私がケイゴの先生になってあげる。月曜日だけじゃないわ、二人だけのときはずっと生徒と先生の関係だから。わかった?ケイゴ」
「はい、分かりました。カオリ先生!」
俺は振られたわけではないと理解して気持ちが緩んだせいか反射的に応えてしまった。
「自覚が足りないケイゴはまずどんなに自分が情けない存在か自覚する必要があるわね。これから私が言う言葉を繰り返しなさい。いままでケイゴの彼女として私が思ってきたことよ。
『佐藤圭吾は短小早漏です』」
いきなりの急展開に俺が戸惑っているとペニスを握っているカオリが促すように爪を立てる。既に俺のものは彼女の白い手の中でふっくらと勃起してしまっていて、浮き上がった血管に向けて彼女が爪を立てると凄まじく痛い。
「佐藤圭吾は短小早漏です」
そのまま彼女の言葉を復唱し続ける。すこしでも拒否する素振りを見せれば彼女の爪が食い込む。
「佐藤圭吾は彼女を満足できない役立たずです」「佐藤圭吾は彼女の変化も気が付かないニブチンです」
「声が小さいわ!」もっと声を上げなさい。
「佐藤圭吾は男性失格です」「佐藤圭吾は虫けら以下の価値です」「佐藤圭吾のおちんちんは使い物になりません」「こんな人間の屑を男にしようとしてくださっているカオリ先生に感謝しています」「カオリ先生は佐藤圭吾にはもったいないです」
更に何度も喉が枯れるほどにこれらの言葉を叫ぶことを強制させられる。酸欠になってフラフラな状態でやっと息を整えるための時間が俺に与えられた。
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