数時間後、手術台のような場所の上に全ての衣類を剥かれて姫崎静子横たわっていた。40代とは思えないハリのある肌、熟しきった大人の魅力にあふれた蠱惑的なヒップとバスト。ときおり苦しそうに寝息を立てる唇には自己主張しない程度に紅が塗られている。ドクター・ゲスオが遠慮無く様々な機器を彼女の熟れきった肉体につけていく。
見えない場所であるにもかかわらずきちんと整えられたヘアー、その下の女性器はまだそれほど使い込まれていないようできちんと閉じている。加齢が信じられないほど綺麗な桜色のそれに容赦なくドクター・ゲスオが細長い棒状の管を差し込んでいく。同時にやはり何かの装置に繋がっている管を後ろの穴にも差し込んでいく。注射器状のものでためらうことなくクリトリスを貫き。乳房に大きなカップをはめる。顔全面はヘッドセットで覆われている。
「フェッフェッフェ、まずは下準備からじゃ。お主の体を時間かけて改造してやるぞい。感度上昇薬を注入し、マッサージじゃ。それから脳の神経系統もいじってやらんとなぁ、よりすんなりアドレナリンがでるようにしてやらんとのう」
肢体につながったチューブを通じて様々な液体が注入し始める。効果はすぐに出始めて姫崎静子の体に汗が滲み始め、息が浅くなる。透明なカップが吸い付くように乳房をマッサージし、顔全面を覆っているヘッドセットのディスプレイに様々な複雑なコードが表示され始める。
「じゃぁ、ワシはお主の娘の友だちと許婚の改造があるからのぅ、しばらくそのままおとなしくしとれい!!」
そう言ってドクター・ゲスオは姫崎静子の横たわった場所を後にした。
およそ10時間後、再びオーダー・セイバーの司令官の横たわる場所にドクター・ゲスオが戻ってくる。
「ホッホッホ、調子は悪くないようじゃの。数値も順調じゃ、だいぶ余裕もなくなってきたのぅ。それでは本格的な洗脳プログラムを開始しようかのう」
そういってドクター・ゲスオはある機械につながったマイクを取り上げてそこに向かって話しかける。
「まず、名前を教えてもらおうかのぅ」
「姫崎静子」
つぶやくように小さな声だがしっかりと答える。
「年は?」
「42」
「仕事は?」
「セキュリティ会社の運営…」
「夫との性交渉はどれくらいじゃ?」
「‥半年に一回くらい…」
「少なくないかのぅ」
「…忙しいし、子供はもういらないから…」
「性交渉は子供を作るためのものかの」
「…‥そう、あと夫がしたがるから‥…」
「お主は気持よくないのかのぅ」
「……あんまり…‥」
すこし言いよどんで、答える。ドクター・ゲスオが幾つかの装置を触ると彼女の体につけられた機器の動きが変わる。まず、ゆっくりとだが膣と尻穴に差し込まれた棒状のものがうねりながら前後移動し始める。胸につけられたカップが吸い付くように密着し、乳首を吸着する。すぐに姫崎静子の息が上がり始める。
「どうかの、気持よくないかのぅ?」
「んんん、感じて…ますぅ…」
艶っぽい吐息を吐き出しながら答える。
「そうじゃのぅ、夫は感じさせてくれぬのかのぅ」
「……そう……‥かもしれません…‥んはぁん」
「男としての魅力にかけるのではないかのぅ、性欲は3大欲求の一つじゃ。それを満たせぬ相手にどんな価値が有ると言うんじゃ?」
すこしの沈黙が起こる。ただ、静子の吐息だけが部屋に充満する。
「……そんな…ことは、んんん…ありません…ふぁぁん‥……人間は動物じゃないんですからぁんん…セックスなんてどうでもいいんです…お互いの愛がたいせつなんです」
「そうかのぅ、じゃが、お主はまだ本当の快楽を知らぬからのぅ。ちょっと体験してみると考えが変わるかもしれんぞぃ?」
そういって更に装置をいじる。クリトリスに差し込まれていた注射器が震え始め、薬液を注入し始める。前後の穴に差し込まれていた棒状のものが勢い良く蛇のようにその身をくねらせながら前後にピストン運動し、更にはその表面にイボ状のものが現れて姫崎静子の体を刺激し始める。
「イキ癖がつくまで存分に堪能するがええ、ワシはその間セイバー・レッドで遊んでいるからのう」
ドクター・ゲスオの言葉に反応はない。ただ、激しく悶える姫崎静子の声だけが実験室にこだまする。
さらに10時間後。ドクター・ゲスオがラボの扉を開くなり、叫ぶような喘ぎ超えが聞こえる。
「ひゃぁぁぁぁぁぁんんんん、ふあぁぁぁぁぁんんんん、はぁぁぁはぁぁぁぁぁああああああんんんんん!!!!」
傍目にも分かるほどに手術台の上で体をくねらせ痙攣するように絶頂を極めている。台の上は彼女の出した愛液、汗、潮でヌルヌルになっている。
「どうかのうく、ワシの開発した体の感度や性感帯の開発具合を計算して気持よくさせるAI付き女体開発装置の具合は?」
「んんはぁぁぁぁぁんんん、ふわはあっあぁひゃっあぁぁんんん!!」
「困ったのぅ、イキすぎて話もできんかのう」
そうつぶやいて装置を止めるドクター・ゲスオ。それにもかかわらず姫崎静子の体は少しでも快楽を貪ろうと腰を浮かせ、身を捩り、意識がないにもかかわらず蠱惑的に体を揺らす。
「どうじゃったかのう、良かったかのう?」
「イイの!イイのぉ!だからもっとほしいいのぉぉぉ!」
催眠状態であるにもかかわらず。叫ぶ。彼女の意識は上から下まですっかりそのことだけに染まりきっていた。
「女性にとってセックスが一番大切じゃと認めたら、起動してしんぜようかのぅ」
「…………」
体を震わせながら、なお逡巡する姫崎静子。
「流石じゃのぅ。では、もう二度とこの快感を味わうことはできないと覚悟するがええ。もし認めたら、先ほどよりももっとすごいのことをしてさし上げたのじゃがのぅ」
そう言った、ドクター・ゲスオの言葉には丁寧でありながらあからさまに脅すような強さがあった。
姫崎静子は体をくねらしながら沈黙する。その膣に刺さった棒をドクター・ゲスオが握って軽く前後に動かす。面白いように喘ぎ超えが漏れだし、愛液が滴る。
「ひゃぁんん、もっと強くしてほしいのぉぉぉ。
認めますからぁ。もっとしてぇぇ」
「何を認めるんじゃったかのう?」
「女にとってぇぇぇ、セックスが一番大切ですぅぅぅ」
「じゃぁ、その一番大切なセックスが満たされていなかったお主の結婚生活は無駄じゃったんじゃのうぅ」
「それはぁ…」
ドクター・ゲスオが手を止めようとする。
「やめないでぇぇ、無駄でしたぁぁん。無駄だったんです。こんな気持ちよさ知らなかったのぉぉぉぉ」
「そうじゃ、何事も素直が一番じゃからのぅ。これからのう、お主を感じさせてくれる男のモノを再現してやるからの、きちんと膣で覚えるんじゃぞ。お主の夫とは違う男らしい一物じゃ」
そう言ってボタンを押すと。静子の膣の中に差し込まれていたバイブが膨らみ始める。塩豚の改造チンポより一回り小さいサイズまで膨らむと凶悪なほど力強く押し上げていく。
「ひゃぁぁぁぁぁんん、にゃにこれぇぇえぇぇぇ!!!」
姫崎静子が叫ぶ。お主の本当に尽くすべきチンポじゃぞ
「しょんなやぁぁぁぁぁ、あの人とは違いすぎりゅうぅぅぅぅ」
「ちょうど調教を始めてから一日半じゃ、これから一日半でお主に新しい主人の好みを調教してやるからのぉ。生でその一物を味わいたかったら全力を尽くすんじゃぞ。そうじゃないと、お主みたいな年のいったメスではすぐに捨てられるのが落ちじゃからの」
「ひゃぁぃ、頑張りましゅぅぅぅ」
そして一日半が立った。囚われてから三日間、姫崎静子は徹底的に改造され、深層心理からしてもはや別人となっていた。元々グラマラスだったヒップとバストはそれぞれ一回り大きくされ、匂い立つほどのフェロモンを放出している。
現在来た時に着ていたダークグレーパンツスーツを着用させられ応接室のソファーに座らされている。肉体改造により肥大化させられた尻と胸は無理やりスーツに押し込められ、ダークグレーのパンツスーツをかえって女を強調する卑猥なコスチュームに変えてしまっていた。この三日間ずっと寝ていたため、彼女に調教された記憶はない。彼女の奥底に埋め込まれた起動スイッチが押されるまでではあるが。
ぺちぺちと塩豚太が自らの一物で姫崎静子の頬を叩く。
「んはぁ、あれ、ここは…」
姫崎静子が目を覚ます。目の前には学園長の男が全裸で巨大な一物を勃起させながら立っている。すぐにあたりを見回す姫崎静子。
「北条くんと夏織さん」
呼びかけてみるが、反応はない。目の前ではニヤニヤと学園長の塩豚が気持ちの悪い笑顔でこちらを見ている。慌てて、静子はスーツの内側に隠し持っていた拳銃をさっと抜き出して構える。確かに手には銃のグリップの感触。
「それでいったいどうするんだいぃ、オナニーショーでも見せてくれるのかな、ウヒヒヒ」
ニヤニヤを崩さずに言う塩豚。しかし男の言うとおり、姫崎静子が握っているのは銃のグリップとトリガーがつけられた巨大なバイブだったのだ。即座にそれを投げ捨てて肉弾戦の構えに入る。
「貴様、いったいわたしたちに何をした」
そう言いながら膝を醜悪な肉の塊のような塩豚に叩きつけようとした。けれどもその瞬間衝撃が全身を駆け巡る。一瞬何が起こったのかわからなかった。そして快感だと理解する。「ひゃぁぁぁぁぁんん」
と叫んで腰砕けになりその場にへなへなと倒れこんでしまったばかりか、吹き出した潮がダークグレーのクールなスーツを濡らし、おもらししたようにしてしまう。
「暴力は良くないよ、グフッ」
そう言いながら塩豚がのっそりと近づいてくる。
「じつはね、そのパンツスーツはねちょっと細工がしてあるんだよ、フヒヒヒ」
そういって静子のズボンに手を触れようとする。当然、オーダー・セイバーの司令官は拒絶しようと手を振り上げる、その瞬間先程と同じく突然激しい快感が下半身より湧き上がってきて絶頂してしまう。
抵抗が無力化された姫崎静子のダークグレーがふいた潮のためにほとんどブラックになってしまっているパンツスーツに塩豚が手をかける。
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