第九話:豊乳祭り[洗脳パート2K][神坂夏織]/第10話:またしても敗北、セイバー・レッド

第九話:豊乳祭り[パート2K][神坂夏織]

その夜。ぐっすりと眠りに落ちた神坂は再びジョーカーラボに横たえられていた。全身には様々な機械が取り付けられている。昨日と違うのは全裸に剥かれていることあろうか。

「まだまだ抵抗感があるようじゃの。だが、今日が分水嶺。肉体を改造することによって精神を混乱させ、心が受け入れるより早く体を受け入れさせるぞい」

そういうドクターゲスオの隣には相変わらず塩豚が立っている。

「塩豚よ、豊乳じゃぁ!おっぱいを揉むがええ」

そう言われるがままに塩豚が神坂の少女らしく慎ましやかな胸に吸い付き弄びも見始めるとなぜか少しずつ少女の胸が大きくなり始めた。

「同時に刷り込みもやるぞい。塩豚よ、好きなオッパイのサイズまで揉むがええ」

ウィンウィンと機械がうなり始める。

「せっかくだからおっきくしちゃおうねー、ウヒッ」

そして約一時間は揉み続けた。結果、少女のBカップだった胸はDカップを超えて、おそらくクラスでも一二を争うほどの巨乳に成長した。

だが、少女の体は単純に塩豚に一方的に弄ばれていたわけではなかった。途中から興奮し始めたのか、乳首は痛々しいほどに勃起し、女性器はしとどに濡れ始め、何度か絶頂に震えた。

「で、今日は胸以外はどこを改造したんだ?博士」

「クケケケケケ、まずなぁ感度上昇じゃ。昨日で既に相当敏感じゃったのを更にビンカン、ビンカンにしてやったからのぅ。もはや男に逆らうことなんぞ無理じゃろうな。男性フェロモンを感じただけでヌレヌレじゃからな。さらに、それでも強気を装うとつまらんので、嘘をつけなくしたぞい。どんなことでも聞かれれば応える正直者じゃ。まぁ、正義の味方を名乗るからにはそれくらい素直でなくてはのぉ」

クエッケッケッケというドクターゲスオの笑い声と塩豚のグヘヘヘへという二種類の普通の感覚を持った人間なら生理的嫌悪感を覚えずにはいられない笑い声が数時間にわたってジョーカーラボに響き渡り続けた。

第10話:またしても敗北、セイバー・レッド[夜戦パート2K][神坂夏織]

 数時間後、神坂夏織は自室で目を覚ました。ひどく気分が悪い。けれども、これはチャンスかもしれない。昨日できなかった校内の構造の確認を今ならできるかもしれない。そう思い立ち上がる。

胸が妙に重い。違和感がある。ふと見てみるとそこには明らかに巨乳の部類に入るであろう二つの双乳があった。何か違和感がある。こんなにボクの胸は大きかっただろうかと疑問を覚える。貧乳であることがコンプレックスだったのではないだろうか。けれどもなんだかとてもあやふやで自信がなかった。現に触ってみれば手にも確かに質量を感じるし、胸にも触られた感触がある。たしかにそこにあるという現実を考えればそれが嘘だなんていうことがあるだろうか。

そう少女は自分で自分を納得される。彼女の脳は都合よく改造された体を受け入れ、設定されたとおりに合理化する。胸に大きく焼き印されたSLAVEの文字は見えず、ただ巨乳だけが受け入れられる。

そうだ、下着を見れば分かることじゃないかと神坂は思い、衣装ダンスを開ける。そこにあったのはDカップのブラジャー。それも赤や黒の扇情的なデザインのものがおおい。ボクの趣味では無い気がする。けれどもショーツの棚を開けてみてもそれぞれ揃いの卑猥なデザインのものしか存在しない。ついでに覗いたボク服もすべて見慣れない卑猥なデザインのものだ。

まだボクは寝ぼけているのだろうか?おそらく寝ぼけているせいで普段の衣類に違和感を覚えてしまっているのではないだろうか?着てみればきっと分かるはずだ。そう思いボクは試しに目についた真っ赤なオープンブラを身につけてみる穴が開いているのを強調するように丸く模造真珠が丸く縁取っている。ブラ全体はシンプルなデザインで、そのために余計に開いているトップが卑猥に見えてしまう。

更に同様のデザインのショーツにも足を通し、ボクは姿見の前に立つ。見れば見るほど先ほどの違和感は勘違いだった気がする。確かに少々セクシーすぎる気もするけれど、大きな胸をうまく彩ってクールにきめられている気がする。きっとボクは眠気で混乱しているだけなのだ。

けれどもボクは何故下着にそんなにこだわっているのだろうか?

そこまで思ったところでガチャリと扉の開く音がする。入ってきたのは性欲怪人フトシだった。ボクは昨日のことを瞬時に思い出す。喉に無理やり男性器を突き立てられて蹂躙されたこと。抵抗できないまま好きなように弄ばれたことを。

「ウヒヒ、今日はオレのためにドスケベな格好で待っててくれるなんて気がきくね、ウヒッ」

「オマエのためのはずないだろっ!性欲怪人、今日こそ全宇宙のためにオマエを処刑してやる!」

そういったボクにフトシが突進してくる。ボクは思わず迎撃体制を取ろうとしたが、相手の下半身が裸で巨大な魔羅が既に勃起した状態でフリフリしながら向かってくるのに気がつく。前後左右に巨大な一物が揺れている。下手に攻撃すればおチンポ様を傷つけてしまうかもしれない。ボクはそう判断して防御態勢を解いてしまう。愚かな判断ではあるが、敵の急所を攻撃するような『悪』ではオーダー・セイバーはないのだ。オチンポ様を攻撃するような卑怯者になるくらいならおチンポ様に負けたほうがまだましだ。

そう考えると同時にボクは脳髄がチリチリと焦げ付くような感覚を覚えた。瞬間胸が鼓動する。激しい違和感、夢と現実がきしむような感覚…。

「あれれぇ、抵抗しないの?イヒヒ」

わざとらしく怪人がいう。

「なに言ってるんだ?セイバー・オーダーがおチンポ様を傷つけるはずないだろ」

そうボクは反論していた。ボクはジョーカーの卑劣な怪人とは違う。急所を狙うなんてありえない。

「そっか、じゃぁこうされちゃっても仕方ないよね」

そう言うなり、すでに十分近づいていた性欲怪人がボクの両乳首をいきなり両手でひねる。

「あひぃあやぁぁぁぁん」

思わず口から溢れる嬌声。こんなに乳首って敏感だったかなっと思う。

「あれぇ、敵に触られて感じちゃったかなぁ、ウヒヒヒ」

そう喋りながらも乱暴にボクの胸を揉みしだく。

「ひゃぁ、そうなのぉぉん、感じちゃったぁん」

取り繕う言葉を言おうとしたボクの意思とは正反対に口が突然喘ぎながら正直に言ってしまう。たしかにボクはひどく感じていたオマンコも既にぬれつつある。

「フヘヘへ、今日も楽しもうねぇ、セイバー・レッド。ウヒヒヒ」

そう言いながらオチンポでボクのマンコをオープンショーツの穴越しにノックする。ボクの愛液が亀頭について二人の間に淫らな橋ができる。ボクはおチンポ様が大陰唇に触れる度に滾る男性ホルモンに発情した。

「あれぇ、もう濡れてる~?ウヒッ」

そう卑劣にもフトシは問う。

「はぁはぁはぁ、濡れてるっ」

おチンポ様に必死で抗いながらボクは正直に答えてしまう。理性が悲鳴を上げるボクはこんなことを思っていないはずだと信じようとする。

「ねぇ今どんな気持ち?」

そうボクを弄びながら卑劣な怪人は更にせめる。

「ドキドキしてる…」

ボクの口は相変わらずボクの意思を裏切り続ける。それはきっと怖いことに本心なんだと思う。理性という壁の向こう側でくすぶっていたボクのキモチ…。正義の戦士として、神坂流剣術の継承者として抑圧してきた感情。それが敵の言葉によって引き出されてしまう。

「そっかぁ、セイバー・レッドはオマンコにおチンポこすられて怪人チンポにドキドキしているんだ?」

「ああん、そうだっぁ・・・」

そう現実をあからさまに指摘されて悔しさに快感が少し収まる。それでもボクの陰部は未だにジュンジュンと愛液を分泌し続けている。むしろいままで我慢してきた感情が自分自身を押しとどめてきた理性の窮地に追い打ちをかけ、現状に背徳感を得てしまっているのかもしれない。

「おい、セイバー・レッドに変身しろよ。このままだとレイプしちまうぞ」

敵に言われてボクは気がつく。とにかく現状を変えられるかもしれないと祈るような気持ちでブローチを手に握って唱える。

「正義と秩序の守護者セイバーレッド見参!んはぁぁん」

最後に唱えたところで性欲怪人がボクの乳首を捻り上げる。敵に握られているせいで胸のアーマーは装着されなかった。オチンポ様を傷つけるといけないので今日ははじめから陰部のアーマーも外して変身した。

「やっぱり正義のヒロインはこうじゃないとな、ケヒッ」

ボクはオチンポ様に怪我をさせないようにセイバー・スーツのアシストを受けながらや優しく怪人を引き剥がそうとする。けれどもその瞬間下半身から今までにない衝撃とでも言えるような快感を感じて力が抜けてしまう。

「ひゃうぅぅ」

おチンポ様が大陰唇をかき分けてボクの中に入ろうとしているのだ。すでに十分すぎるほどに濡れてしまっていたボクの性器は抵抗さえも放棄したように敵からの攻勢を受け入れる。すっかりほぐれてしまって亀頭がゆっくりとズブブッと侵入してきてしまう。

「いま、どんな気持ち」

『最低!!!!今すぐやめろ!』と言いたかったボクの唇は再びボクを裏切る。わけがわからない中で徐々にボクの心のなかで諦めの念が深まっていく。

「ドキドキして不安だぁぁはぁん」

「気持ちいい?感じてる?ウヒヒ」

『最悪だ、今すぐその汚い体を離せ!!』。そう思ったのはボクの脳内だけ。

「気持ちいいぃのぉ。感じてしまっているんだぁぉ…」

何よりも最悪だったのはそう言ってしまっている言葉も紛れも無く真実の一部ではあったからだ。最悪だという建前の後ろにあるボク自身の感じていること。絶対に認められない感覚。

「ほらほらぁ、このまま入っちゃうよぉぉ?」

「いやあ、やめろぉぉ」

そういった言葉は紛れも無く真実。これ以上言いなりになったら後戻りできないという本能的恐怖。しかし、その奥にはそれさえも背徳的快感の燃料にしてしまいたいという正義の戦士にあるまじき欲求。

「でもね、気持ちいいよ」

そう言いながらボクの豊満な胸を変態怪人が舐めしゃぶり始める。

「ひゃぁぁぁ」

「セイバー・レッドは淫乱だからさ。絶対感じまくるよ。気持ちいいよ、ウヒヒ」

トントンっとかるくノックされる。わざとらしくじらしているのだ。そしてボクが屈服することまできっと織り込み済みなのだ。そう思っているにもかかわらず、恐ろしいほどに胸全体が快感をボクに送り、胸が高鳴っている。絶対に許してはいけないはずだった。

「それにオチンチンがこの先に入りたいって言ってるよ」

そう言われると更に胸が高鳴る。おチンポ様が入れなくて傷ついてしまうかもしれない、そう考えてしまったのだ。それでも、それでも絶対に拒絶しなければいけないことだった。

『無理だ。おチンポ様を出して、投降しろ!!!』そう、ボクは言うはずだった。けれども、

「それなら、仕方ない。ボクを気持よくさせてくれるならオチンポ様はボクの子宮口叩いていいぞ」

そうボクは言ってしまっていた。

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