悪徳の栄える町で洗脳敗北した女捜査官達ー第二章:はじまり2

「ようこそ、我が星へ。太もものこれは気に入ってくれたかな、フヒヒ」

 眼の前に来る宇宙犯罪者。その男の股間は目の前の女、リーを襲おうとがビンビンに勃起しているように見える。下品で卑猥な臭いにリーはむせそうそうになった。ズングリした灰色の指が今つけられたばかりの彼女の太もものバーコードを撫でる。

「そんなわけ無いでしょ。こんな…人をモノみたいに!」

 ニヤニヤしながらその醜い宇宙犯罪者は見下ろしている。固定されてしまっている女の叫びなどBGM以上のものではないというように。
「おい、おまえ!どう思う?他の連中は準備を始めろ」

 さっきまでリーの太ももにバーコードを焼き込んでいたナースを指名して問うガニマタハル。男の汚れた爪が薄い卑猥なナース服をめくりあげる。するとそのナースの太ももにも同じものが見えた。

「うれしいですぅ…上位クラスのモノだって実感がありますからぁ」

内股でもじもじ誘うように囁くナース。彼女の言葉に嘘はなさそうで、だからこそインテロゲーターの医務捜査官は背筋が総毛立つのを感じた。そう言えばさっき病院で彼女を見た気がする。あのときは普通にナースの制服を着て、普通に働いていたから今の彼女とわからなかったのだけど。

「そうだろ、そうだろ、ウヒヒ」
そう言いながら指名手配中の性犯罪者が屈んでリーの太もももに焼印されたバーコードをそのくすんだ色合いのザラザラした舌で舐めあげる。あったばかりの生理的な嫌悪感を引き起こさずにはいられないような醜い男の血色の悪いベロが白くて傷一つない自分の太ももを我が物顔で舐める。そのおぞましい感覚にリー=アプリコットは全身鳥肌が立った。

そして混乱した状況の中で気がついていなかった事実に気がつく。彼女は全裸だった。隠すことも出来ない。そして目の前では全宇宙で指名手配されている性犯罪者がまだ年若いナースの太ももからベロベロと男が舐め上げているのだ。ゆっくりとバーコードの焼印が押された太ももから男の舌が上がってくる。

「ふひひひ、きれいなもんだな。銀河警察関係者は性接待とかしないから新品同様だな。人妻のくせに、イケメンで銀河警察の幹部の旦那と結婚して3歳の息子までいる。幸せな家庭だな」

「な、なんでそれを!?」
「俺はきちんと獲物は調べるタチなんだ。リー=アプリコット2等医務捜査官。その方が楽しいからな。俺が壊すもののことを知るのはな、フヒヒ」

 ジュルルルルルっと音を立てて人妻の陰裂に旦那のものではない口が密着し吸い上げる。
「いや、いやぁあああああ!!」
四肢を拘束されながらも身悶えて抵抗し、与えられたおぞましい快感に絶叫する。

だが、その場にいるナースたちは反応しない。淡々と、まるでそのような絶叫聞き慣れていると言わんばかりに作業を続けていく。

「ふひひ、人妻とは思えない。きれいなクリトリスじゃないか。不貞を働いたことは一度もないってマンコに書いてあるみたいだな」

 そう言いながら男の舌がレロレロとクリトリスを舐め回し、ソーセージのような指が皮を剥いて陰核をむき出す。

「準備ができました、デカティムポー様。いつでも彼女に施術可能です」

 人妻の陰裂を執拗に味わっている銀河犯罪者に先程のナースが声を掛ける。心底嬉しそうで優しげなナースの声色にリーは恐怖を感じる。

「お願いです。何でもしますから、だからやめてください!」
股ぐらの間の醜男にリーが懇願する。だが、即座にその懇願さえもが男をさらに興奮させるスパイスでしかないのだと実感させられ、絶望に染まる。

「うひひひ、なんでもするって何をしてくれるのかな?大丈夫、この施術を受ければいやいやじゃなくて、喜んで俺に何でもしてくれるようになるからね。苦しみも葛藤もなく全部俺に委ねられる幸福が待ってるんだ、フヒヒ」

 そう言って立ち上がったその性犯罪者は人間離れした巨根を彼女の陰裂にあてがいながら周りのナースたちに指示を出す。
「モナークの投与は挿入後だ。その方が彼女の変化をチンポで感じられて楽しいからな」

そしてまだほとんど濡れていない人妻の肉壺にゆっくりとその肉の凶器を押し込もうとする。
「いや、いやぁ!私は人妻なのよ!やめて、お願いですからぁぁ!頼むからぁ、頼むからぁぁ!!」
 そう懇願するリー。だがデカティムポーは止まる気配がない。

「ふひひ、ごめんね。普通モナークは幼体で人体に投与して体の中で成体にさせるんだけど君の場合はそんな時間がないから成体を無理やり同化させるんだ。多少脳に負担が大きくなるからもともと持っていた常識や知識の大部分が壊れちゃうだろうけど、許してね。大丈夫、バカになっちゃえばそんな事気にならないからね、ウヒッ」

 そういって、まるで誇示するかのように熱く滾った肉棒をリーの中に割り込ませながらあごでさっきのナースを指す。そして男の指したナースはビーカーを持っており、その中にはまさにリーが捜査しに来たあのグロテスクな人工生物がうねうねとうごめいていた。

「やめて!おねがい!それだけは!本当にムリなの!」
拘束されながらも身体を捩って拒絶しようとするリー。眼の前で身を捩って逃げようとする熟れた体を嬉しそうに見ながらガニマタハルは一気に己の分身を人妻の肉体に打ち込んだ。

「ひあああ!やめて、おねがいします。おねがいですからぁぁ」
 彼女の頬を涙が伝う。
「大丈夫。ふひひひ、痛くないからな。リラックスして」

まるで医師が患者に言うように声を掛ける。だが、デカティムポーが彼女の体に己の性器を容赦なくぶち込んだ瞬間から周囲は慌ただしく動き始めていた。暴れる彼女の頭が固定され、グロテスクな人造生物がビーカーの溶液の中でおぞましく泳いでいる。

「いやぁぁぁぁぁ!来ないでぇ!」
身を捩って叫ぶが、すでに全身をナースたちに押さえつけられてほとんど動くことさえ出来ない。

「ふひひ、恐怖に膣肉が俺のチンポを締め付けてるよ。生存本能なのかな?危険に際して子供がほしいって感じてくれてるのかな、ウヒッ」
 恐怖に顔をひきつらせるアプリコット、だが彼女のことを無視するように性犯罪者はゆっくりと腰を前後させ始めた。

「ああ、いいぜ。締め付けては来ないがきつくていい感じだ。モナークを開発してから嫌がるオンナを抱くのは久しぶりだからな。嫌がれば嫌がるほどお前のアナはうねってくるぜ、フヒヒ」

 まるで巨根を誇示するようぐりぐりと子宮口を圧迫される感覚。徐々に下半身が熱くなってくる。痛いはずなのに、嫌なはずなのに人妻の体は極悪なチンポを感じ始めていた。

「いやああああ!お願い!お願い!お願いだからぁぁ」
 感じ始めることを無理やり否定するかのように叫ぶ豊満な体。だが、彼女の意思を無視して周りのナースたちはうねうねとうごめく人工生物の入ったビーカーを彼女の頭の直ぐ側まで持ってきて、ピンセットでそのうちの一匹をつまむと固定されて動けない彼女の耳に近づけた。

ズルっズルルルルルルルルルっと溶液の濡れた感覚とともに一瞬でその人造生物、モナークが耳の中に入ってくるのを感じた
「いぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!いや!嫌いやああああ!」

 恐怖に叫ぶリー、彼女が思い出したのは愛する夫と三歳の息子のことだった。帰るべき幸せな我が家、だがその記憶さえも脳内に浸蝕してくる異物から彼女を守ってはくれない。

「うひっ、いいね、恐怖から締まってるぞ!ああ、いい、いいぜ。絡みついてくるみたいだ」
 そう言いながら気持ちよさそうにガニマタハルが豊満な胸に手をかける。

「あぎゃあああああ!うぎぎぎぃぃぃぃ!!んんぐううううううううう」

 その間にもズルルルルルルルルルっと侵入してきた異物はリーの耳の奥底に侵入していき、そして彼女自身の体が反り返るように全身痙攣し始める。彼女の頭の中で何が起こっているのか、普段と違い限界まで目を見開いて全身をふるわせているリーは知るはずもない。

「ああ、キタキタキタ~。全身が痙攣して俺のチンポをキツキツに締め付けてくる感覚!最高だぁ!この支配してる感覚!!フヒヒヒヒヒ!!」

 ガクガク震えているリーの豊満な体を無慈悲にも堪能するガニマタハル。その非情さは確かに宇宙犯罪者というにふさわしかった。

 ズコズコと容赦なくマッドサイエンティストが腰を振りたくっているうちにリー=アプリコットは気を失ったようにだらんと白目をむいて脱力する。
「ふひひひ、第一フェーズ終了だね。じゃぁ、第二フェーズ!」

 そう言って男はつながったまま脱力している人妻の豊満な乳房に手をかけ、一気にその頂点の桜色の両乳首を引っ張った。傍目から見て痛いほどに引っ張った瞬間、痛みからか、ふっと彼女の意識が戻る。

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