「カオリ先生、俺は…」
そこで再びぐいっと俺の股間に痛みが走る。
「あきれた、まだそんなことを言うの。圭吾は虫けら以下の価値しかない短小早漏の不能なんでしょ?『俺』なんて一人称使っていいと思ってるの?格下らしく『僕』といいなさい」
今まで見たことのない勢いで怒り始めるカオリ。風紀委員長として生徒を注意するときもこんなきついだけの物言いはなかった。
俺が躊躇しているとパーンと言う音がして頬に熱いものを感じた。なにが起こったのか一瞬よくわからなかった。そして数秒立って、カオリに頬をはられたのだと理解する。
「カオリ先生…僕は‥」
そう言いかけて俺はなにが言いたかったのかわからなくなる。あまりにも嗜好が混乱しすぎていてわけがわからない。
「そうそう、すこしきつく言い過ぎたかしら?でもいい男ならきちんと上下関係は理解しているものよ。ケイゴにはきちんとした男になって欲しいのよ」
そういって優しく俺の竿をなでてくれるカオリ先生。俺は混乱した頭でただただカオリ先生の言葉を聞いていた。いつかきっとカオリ先生の認める男になって彼氏に戻るために。
「きちんと今後は私に圭吾を使いなさいよ」
亀頭をクリクリとなでながらカオリ先生が言う。
「はい、カオリ先生。今後は敬語を使います」
「そうそう、素直なケイゴにはご褒美をあげるわね」
そう言ってカオリ先生は俺の膝の上に乗っかるようにしてきた。カオリ先生の太ももが暖かくて俺のものが反応してしまう。
そしてカオリ先生は俺のシャツをまくりあげると乳首にキスしてくださった。そのままカオリ先生の舌が俺の乳首を転がす。そして先生の指が俺の竿をゆっくりと擦り上げる。
「んふ…どう?
声…我慢しなくていいわよ。生徒の状況を把握するのも先生の勤めだから」
「はぁ…いいです。カオリ先生…俺の…」
そこまで言ったところで乳首に鋭い痛みが走る。カオリ先生が噛んだのだ。
「こらっ!ケイゴ。私はなんて言ったかしら?」
ギリギリとした痛み。そのまま歯形がつくほどに強く噛みつかれている。
「カオリ先生…僕の乳首が痛いです」
「そう、そうよ。やればできるじゃない」
彼女が歯を立てるのを止めて、今しがた噛んでいたその場所を優しく舐めてくれる。乳首から穏やかな快感が伝わってくる。最近よく彼女、いや、カオリ先生が俺の乳首をいじってくるから敏感になっているのかもしれない。
「そろそろ十分に楽しめたかしら?出しちゃおうね、チュッ」
そう言うと俺の乳首に吸い付いて、同時に股間の方もガッチリと握って尿道をクリクリさせながら裏筋を刺激する。たったそれだけのことでおれは『あぁっ…』とマヌケな声を出しながら彼女の手の中に射精してしまった。
「ほら、ケイゴ。何か言うことあるでしょ?」
そうカオリ先生が促すが、俺は思いつかない。
「特別講義を受けたら先生にお礼するのは当然でしょ?まぁ、ケイゴは半人前だから仕方ないかもしれないけどね。ほら、今後も特別授業を受けたかったらお礼を言いなさいよ」
そういって、御礼の言葉を俺に耳打ちする。それは恥ずかしくて俺の尊厳を打ち壊すような言葉だった。それなのに、耳まで真っ赤になってほてった顔をうつむき加減にしながら俺は促されるがままに言ってしまう。
「カオリ先生、…僕のような…短小早漏の、半人前に……射精させてくださって本当に有難うございます」
俺が恥ずかしくてどもりながらそう言っている間に、カオリ先生は俺の男性器にカチャカチャと手際よく貞操帯をつけてくれる。
「ふふ、じゃぁ勉強しましょうか。模試の総合偏差値が一上がるごとに特別授業をしてあげるわ。だからがんばりなさい」
そう言ってカオリ先生はファッション雑誌を開いた。俺は先生の前で半裸に貞操帯という格好で参考書を開く。
翌日以降、カオリ先生はオレのことを今まで以上に気にしてくれるようになった。朝電話をかけてくれて一緒に通学したいから迎えに来てほしいと連絡してくれるようになった。昼休みはいつもカオリ先生のお弁当をもらえる。放課後もカオリ先生を玄関先まで送るルートで一緒に下校するようになった。すこし遠回りになるが、予備校のせいであまり会えないカオリ先生との時間を最大化させるためには大切なことだ。
勉強の方も頑張らないとカオリ先生の大学に通えないし。
時々気が向くとカオリは顔を近づけたり、挑発的に胸を押し付けたり、乳首をいじってくれる。オレはただただそれに耐えるだけだった。金属のカゴの中に入れられたオレのモノは反応しようとして暴れるが、絶対にそれは得られないのだ。
それからカオリ先生はオレのスマホを取り上げてカオリ先生以外のアドレスと写真を全て消してしまった。受験勉強に集中するためにこれぐらいやらなければいけない。そう言割れてしまった。初めは抵抗しようとしたが、カオリ先生が貞操帯の鍵をちらつかせながら『代わりに私のセクシーショットあげるからね♪」と言うと、オレに抵抗する道は残っていなかった。
そして再び一週間が立つ。
「ケイゴ、どうかしら今日のお弁当」
オレは屋上でいつものようにカオリ先生に乳首をクリクリさせる穏やかな快感に身を委ねながら昼食を食べていた。
「あ、そうだ。ケイゴにね、見せたいものがあるの」
そういってカオリ先生が先生のスマートフォンを俺にわたしてくれる。そこには笑顔で男性器に口づけしているカオリ先生の写真が写っていた。
「これ昨日、ホテルで取ったやつなんだけどね、ケイゴの参考になるかなと思って取ってきたの。大きいでしょ?」
なにをとは言わなかった。確かにそのペニスは明らかに俺のものよりも大きかった。1,5倍位あるだろうか。
「どうかしら?」
「大きいです…カオリ先生」
いつの間に彼女に対してはすんなり敬語が出るようになっていた。
「ケイゴのは?」
「僕のは、小さいです」
俺は言葉に注意しながらそういう。
「男ってのは最低でもそれくらいなきゃいないものなのよ。ケイゴの短小おちんちんの目標よ」
彼女が終えの股間に触れる。けれども貞操帯のせいで感触はない。俺は昨日カオリ先生がその俺のものとはあまりにも違うモノと交わっていたという事実に興奮を覚えながらカオリ先生に御礼の言葉を口にする。
「目標を設定していただき、ありがとうございます!」
「ふふふ、いいのよ。あ、学校帰りにドラッグストアによって消毒剤入りのウェットティッシュ買ってね」
一緒に下校しながら途中でウエットティッシュを買う。アルコールを含んだ殺菌作用のあるやつだ。
そして三倉家の玄関。俺が怒られる前に下半身を脱ぐ。でもまだ中に入れてもらえない。
「上も脱ぎなさい。先週はまだカップル気分だったけど今は先生と生徒よ。
これからは服を着たままだと私の部屋に入れないからね」
そう冷たく言い放たれる。俺は即座にその言葉に従ってその場で全裸になっていた。
「そうそう。ケイゴは素直ね」
そう言いながらカオリ先生が乳首をつねる。たったそれだけで甘い快感がじわりと生まれてくる。
「ふふふ、素直なケイゴにご褒美をあげる」
そういたずらっぽく笑ってカオリ先生は彼女の部屋とは別方向に向かって歩き始める。
そこは風呂場だった。ただそれだけで俺の股間が妄想に膨れ上がる。
「どうしたの?」
ふっと彼女の吐息が俺の耳にかかる。
「僕は妄想してしまいました」
俺、僕は促されるまでもなく心の中をカオリ先生に自己申告する。
「私の体洗ってっていったらどうする?」
「僕はカオリ先生の体を洗いたいです!」
彼女のいたずらっぽい挑発的な笑みに僕はほとんどおかしくなるほどにはないきをあらくして応えてしまう。
「ちゃんとケイゴが素直にしていたらそのうちね。今日はご褒美に手と足だけ洗っていいわ」
そう言ってカオリ先生は三倉家の脱衣場に置かれていた小さめの椅子に座ってあしをぼくの方に向ける。今日一日ローファーの中で蒸れていたであろう匂いが鼻をくすぐる。僕はまるで誘蛾灯に誘われる蛾のようにその匂いに誘われて、膝立ちになってカオリ先生の白い素足を包んでいたロングストッキングに手をかける。彼女の肌に直接触れるなんて恐れ多い気がしてためらってしまうが、これも命令だからゆっくりとそれをまくり上げていく。そして右足が終わると左足。もし貞操帯がなかったらとっくに絶頂していたほどに興奮し、金属の檻に僕の一物が食い込む痛みさえも気にならないほどになりながらなんとか僕はカオリ先生のソックスを脱がしていただくという大任を果たせた。
「バケツでお湯をくんできて私の足と手を洗って」
カオリ先生がスマホをいじりながら命令される。僕は彼女の体にもっと触れていていいんだと嬉しくていそいそと浴室に入ってバケツにお湯を貯める。
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