寝取られた彼女➖風紀委員長三倉圭織➖12:風紀委員長のエロメイドおねだりシーンだぜ

[三倉圭織]

 そして猥褻なメイドとなった私は翔平君の前にひざまずく。頭を下げるのには葛藤があった。つい数か月前までこの不良少年は私にとって軽蔑の対象であり、許し難い存在だったのだ。その前で頭を下げなければならない。躊躇する私に翔平君が『ほら、親はオレんちにいるんだぜ。助けるためには喜んで土下座して懇願するのが孝行娘ってやつじゃねぇの?』っと怒鳴りつける。こんな頭の悪そうな奴に説教じみたことをされる…。それだけでも震えるほどに腹立たしい。それに屈辱だけではない、どうしようもない状況で卑屈にも卑劣な男に屈しようとしている自分に対する自己嫌悪の念、それも私の心を締め上げる。

 それでも、仕方ないのだ。宿敵に対してひざまずいた私の頭に翔平君の靴下に覆われたごつごつした男性の足がのせられる。まるで私を試しているかのようにぐりぐりと我が物顔で私のベッドに座りながら私の頭を地面に押し付ける。私はひたすらその屈辱に耐える。いまはこの男の横暴に犬のように耐えるしかないのだ。

「翔平君に…ご奉仕…したいです」

 喉から声を絞り出す。

「よーし、この前教えた通り口でやれ」

 そう冷たい声が上から降ってくる。ただ私は淡々と翔平君のベルトをカチャカチャ外し、黒のボクサーパンツを引き下ろす。私の部屋に広がる圧倒的なオス臭さ。まるで私の部屋を塗り替えようとしているようにさえ感じられてしまう。右手を翔平君の熱く脈打つその部分に添える。自然と前回言われた通りに左手が自分の敏感な部分に伸びる。

「んはぁんん…」

 口から意図しない艶めかしい吐息がこぼれてしまう。その部分はまるでついさっきまでオナニーしていたように濡れて敏感になっていたのだ。

「圭織、感じてんだろ?お前は結局そういうやつなんだよ。嫌いな男に命令されてマンコぐしょぐしょにしてるマゾメス犬なのさ」

 先ほどとは打って変わって優しい声で私の頭をなでながらそういう翔平君。

「女ってのはそういうもんなんだから、お前は別に悩む必要ないんだぜ。むしろ、そんなお前は最っ高にエロいメスだからな誇っていいぜ」

 男らしい掌が私の頭をくしゃくしゃとその力を誇示するように乱暴になでる。その指の一本一本から私に翔平君の熱がうつってくる。

 あまりにも乱暴で自分勝手な意見。それなのになぜか私の中から感情的な反発はほとんど生まれてこない。頭では最低だとわかっているのに、心ではそうなんだと受け入れてしまっている気がする。それどころか、私の下半身の奥底が男らしいその指先に反応してさえいる。

 無意識に私は翔平君のあまりにグロテスクな赤黒い肉棒に顔を近づけて、右手で上下していた。私が手を上下するたびに翔平君がどんどん硬く大きくなっていく、オス臭さは私の鼻先でますます豊潤に香り、フェロモンだけで私を脅しつけようとしているようにさえ感じられる。

 一方私の左手はすでにショーツの中に入っていて親指で軽く尖突をつぶしながら、中指の第一関節を軽く淫口にいれて刺激している。まるで今すぐにでも男根を受け入れたいと自己主張するような湿った淫らな私の秘所。

 「んんん…あっ・・・・んはぁぁぁ」

 私の口から艶めかしい声が漏れ、その吐息が鼻先の巨大で男を主張する翔平君にかかって、彼をヒクヒクさせる。普段私が生活し、勉強しているその場所で、私のベッドにどっかりと座った異性に奉仕している。その異常性がますます私を駆り立て、そしてその私の後ろめたさを受け入れるかのように彼の手が優しく私の頭をなでて、彼が嗤っているのを感じる。

 「風紀委員長、口に含め」

 金髪の不良少年がそういう。まるでパセシーの支配下にあるように私は素直に命令に従ってしまっていた。考えるより早く、口が開いて彼の肉棒を咥えていたのだ。何より恐ろしいのは私が心のどこかでそれを待ち望んでいたとでもいうように、さらに一段と切なくなってしまったのだ。

 けれども、そんな私の心の葛藤を押し流しでもするように下半身は熱くたぎり、さらなる快感が私の脳の底でスパークする。ちくちく翔平君の陰毛が私の頬を刺激する。それほど深く咥えこんでいたのだ。喉奥は息が苦しいが、それさえもどこかうれしい気がしてしまう。『舌を絡めろ』といわれれば、やはり考えるより早くそうしてしまう。

 「マンズリしながら、ケツ振ってやがるぞ。気が付いてんのか、おい」

 そう声をかけられる。もちろん私は気が付いていないけれども、たぶんそうなってしまうのは当然だと感じて自分で納得してしまう。そして、その言葉にこたえる様に今まで履いたことのないマイクロミニのフレアスカートで下品に飾られたお尻を上下に振って答えてしまう。

 「おっし、イイ感じだな。じゃ、そのままオレのチンポをお前の肉穴でしごけ」

 少しだけ語勢を強めて翔平君が言う。それだけで私は言われた通り動いてしまう。不本意ながらも私はちょっとした物足りなさを感じてしまっていた、あれほど熱心にしゃぶっていたその血管の浮き出てテラテラ先走りと私の唾液にみがかれたグロテスクな肉槍を口から離してしまう、そのことに。そして立ち上がる。まるですくんでしまったかのようにいつからか私の目は翔平君の目にくぎ付けになっていた。少しでも彼の感情の機微を読み取ろうと卑屈なまでに彼の目を見る私。それなのに翔平君は私のことを軽蔑しながら見下したように見て、舐めつくような笑顔を貼り付けている。

 私が立ち上がる。

「では、入れさせていただきます」

 突然挿入するのもまずいと思い、出てきた言葉はなぜか敬語だった。金髪の軽薄そうな男は酷薄そうな笑顔で相変わらず私の挙動を観察している。まるで値踏みでもするように。

 私は立ち上がって彼の目を見つめたまま一歩前に出る。私は立っていて彼は座っている。それなのに私は委縮してしまって翔平君よりずっとちっぽけな存在に感じてしまっていた。そんな小さな私に突きつけられた巨大な肉槍。それに左手を添える。右手は下着をずらして、自ら彼氏のものではないペニスが私の中に挿入できるようにしている。

 そこでやっと私は気が付いた。まだ私はパセシーを吸わされたわけではない。それなのになぜ嬉々としてこの軽蔑すべき男に従っているのだろうか。逡巡している私を翔平君が太くて低い声で怒鳴りつける。

「早くしろよ!」

 たったその一言で私の葛藤はどこかへ吹き飛んでしまい、くちゅりと音を立てて、私の腰が下ろされて彼の先走りに濡れたおちんちんと私のすでに熟しきったほどに濡れた陰部が接触する。まだ触れただけだ。それなのに熱が下からまるで私の子宮を焦がすかのようにせりあがってくる。その男の熱で焦がされた私はさらに腰を下ろしていく。 

 すでに幾度も咥えこんでしまった不良のペニス。初めての痛みの記憶さえなくて、私はただこの行為を理性の上で軽蔑しながらも気持ちいいことだと感覚的に認識してしまっている。私の奥底に容赦なく刺さってくる異物感。そういえば初めてクスリなしでエッチしているなっと思う。本来ならクスリがはいっていないにもかかわらずこんなに感じてしまっていることに絶望しなければいけないことだと思う。それほどまでに私は翔平君にもてあそばれてしまってるってことなのだから。

 それなのにそんな感情はこれっぽっちも湧き上がってこなくて、下半身の翔平君の分身の太さを感じてしまっている自分がいる。

「やりゃぁできるじゃねーか、圭織!」

 そういってご褒美といわんばかりに私の頭をくしゃくしゃと撫でる。まるで芸のできた犬にするように。そんな乱暴で雑なねぎらい方に私はなぜか喜びを覚えてしまっていた。このままではいけない、そう理性が警鐘を鳴らそうとした瞬間、あのかぐわしい香りのタバコが私の口に突っ込まれた。

「ほら、ご褒美だぜ!これがほしかったんだろ」

 そういってライターで火をつける。甘い香りと、そしてニコチンが私の口の中に広がる。

『オレの言うことを聞くと三倉は楽しい』『オレの言うことを聞くと三倉は楽しい』・・・・・

 耳元で聞きなれた翔平君の聞きなれた言葉が繰り返される。この言葉を聞くとなにか解放される気がする。翔平君の言うことを聞いていいんだって思ってしまう。頭ではまだ彼が不良で私が風紀委員長だって理解しているのに…。

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