柒日目放課後 三ヶ森学園体育教官室 宅岡出武男 

「みんな~、集合!」
元気よく速風の声が体育館に響く。月曜日放課後のグラウンド。陸上部の練習だ。週末の間犯し抜いてやった速風はぱっと見た感じは変化はない。だが深く観察すればかすかに彼女のウエストが太くなり、時々切なげに体を震わせているのがわかるだろう。
セクシーなランニングウェアに身を包んだ女子陸上部員たちが集合する。グラウンドの端の体育教官室の中から盗み見られているとは彼女たちも予想していないだろう。というか自分たちのランニングウェアがそれほど性的なものだと自覚さえしていないかもしれない。
「ふふふ、今日もみんな元気な走りっぷりだね!先生も週末ちょっとあたらしくいろいろ勉強してきたよ。走るのも重要だけど女の子は筋肉のつきかたも大切だと思うんだ」
 そう言って速風がちらりとこっちを見て微笑む。
「このままいつもの練習メニューを続けてほしいんだけど、一人つづ筋肉のつき方が健全かをチェックするから体育教官室に来て。まずは秋河さんから。他の人は練習に戻って」
 そういうと速風が生徒を一人連れて体育教官室に戻ってくる。俺は慌てて体育教官室のロッカーに隠れる。ちなみにロッカーに隠れていることを速風は了承済みだ。それどころか体育教官室にはたくさんの盗撮カメラが仕込まれている。健全な子供を作るために母体をチェックする必要があると言ったら速風は簡単に納得して自ら設置を手伝ってくれた。
「じゃぁ、秋河さん。全部脱いで」
 体育教官室に入るなり、速風がそういう。
「え、全部ですか?」
 戸惑ったように聞き返す生徒はなかなかの巨乳だ。陸上部にしては珍しい。
「うん、秋河さんと私しかいないしすぐ終わるから。ちゃっちゃと脱いじゃって」
 当然のように言う速風に流されて女子生徒がトレーニングウェアを脱ぎ始める。スポーツブラが巨乳を圧迫してスポーツショーツが食い込みまくってエロエロだ。そして汗ですけたその下着も取り去られ、10代少女の瑞々しい肢体があらわになる。
「う~ん、いい感じだね。おっぱいとお尻の形もいいし。筋肉も適度についてて今すぐにでも妊娠できそう」
 そうゆっくりと少女の胸や尻をなでながら分析する。母性本能と女の喜びがリンクした彼女は自分の教え子にも妊娠の喜びを教えたくてたまらないのだ。
「先生、大丈夫ですか?私の筋肉のつき方」
 不安そうに少女が聞く。
「うん、ばっちり。でも少し練習し過ぎかな。もっとお肉を食べたほうがいいかも。それに股関節の筋肉はもう少しあってもいいかも。今後はスクワットを増やして」
「はい、わかりました!」
 嬉しそうに応える少女。部活少女と顧問の麗しい師弟関係だ。まぁその顧問が部員を俺の妖魔ザーメン孕み穴にしようとしていること以外は。
「服を着る前にちょっと特製のサプリをあげるね」
 そう言って速風が赤いイクラ状の何かを机の中から出す。小さくて何かは生徒の方はよくわかっていないだろう。その粒を速風が少女のピッチリととじたきれいな割れ目に軽く押し込む。
「これで大丈夫!今までよりもっと良くなるから。次に疾風さんを呼んできて」
「わかりました」
 顔を赤らめながら部員がそう言ってユニフォームを着て出ていく。するとおもむろに速風は自分の履いているジャージをすこしおろしてノーパンの股間を晒す。そして割れ目を開く。とろとろの粘液に包まれた赤いビーズ状の何かがいくつかおちてくる。それは卵だった。透かしてみれば赤い卵の中で泳ぐワームのような母性蟲が見えるだろう。俺のザーメンと速風に寄生した蟲が速風の子宮で交わった結果できた蟲の卵だった。
 速風は部員たちに自分の産んだ妖魔の卵を植え付けていくのだ。それも俺にわざわざ部員たちを観察できるように覗き見させながら。だがそれさえも歪んだ妖魔の母性本能に支配された速風にとっては当然のことであり喜びとなってしまっている。
 きちんと孕めるようにオスに彼女の大切な部員たちをお披露目し、品定めさせ、そして彼女のように歪んだ妖魔の母性本能に支配される寄生虫を与える。いや、彼女にとっては部員たちより今まさに彼女が産卵している蟲たちのほうが重要なのかもしれない。彼女の大切な部員たちはただの宿主なのだから。
「しつれいしま~す!」
 疾風競が何の疑いもなく体育教官室に入ってくる。やはり退魔巫女とはいえ妖魔を察知する能力は高くないようだ。
「疾風さん、じゃぁまずは全部脱いで疾風さんの体の完成具合をみせて」
 一応少し距離を取りながら顧問らしく速風が指示する。顧問らしく優しさを感じさせながらも毅然とした態度だ。
「はい!」
 ボーイッシュな彼女の気質なのか戸惑いはなく豪快に脱いでいく。先程の生徒と比べると明らかに薄い胸やお尻。だがその分引き締まっていて美しさすら覚える鍛え上げられたアスリートの肢体。まともにやりやったら彼女のスピードに一瞬で負けてしまうだろう。
「先生、脱ぎました!確認してください」
 競が体育会系らしくそういう。俺の命令だとも知らずにその引き締まった肢体を惜しげもなくさらし、胸を張る。
「疾風さん、これはなに?」
 そう速風が疾風の下半身を指差す。そこには複雑な退魔印が刻まれている。
「えっ…えっと…これは…」
 指摘されるまで忘れていたらしい疾風が急に焦る。
「いくら見えないところだからってお化粧するのはよくないよ」
 そう顧問の教師が畳み掛ける。
「でもこれは化粧なんかじゃなくて代々伝わるので…」
 無関係の顧問に説明できないでしどろもどろの疾風。退魔巫女がこうして本来守るべき人間に追求されるのは見ていて滑稽そのものだ。早く犯してあの引き締まった体を堪能したい。
「今すぐに消してきなさい!」
 速風がそう命令する体育会系のサガなのか強く顧問の教師に言われた瞬間、疾風競はピット背筋を伸ばして。
「ハイ!」
と反射的に答えてしまう。
「向こうにシャワー室があるから」
 そう言って体育教官室の反対側を指差す速風。全裸で走っていく疾風競。数分後には彼女は弱いとは言え代々伝わる退魔の印を自ら消して無防備な姿を晒していた。
「もう部活に変な落書きをしてこないでね」
 そう言いながら彼女の割れた腹筋を撫でる速風。
「でも、あれは…落書きなんかじゃ…」
 なおも食い下がろうとする疾風に速風がピシャリという。
「あれは落書きでしょ!もうしてこない、わかったの?」
 陸上が好きだからこそずっとやってきた少女は顧問の言葉に逆らえない。
「はい…もう…しません…」
 渋々という表情で自らの呪術的アーマーの放棄を認める疾風。確認が取れると顧問教師がニッコリと微笑む。
「うん、わかってくれたらいいよ。筋肉の付き具合はいい感じだからね、特に太腿の筋肉なんか教科書に乗ってもいいくらいランナーとして完成しているね」
 そうほめられると競の表情は一転、嬉しそうにほころぶ。きっとそれほどまでに陸上にかけているんだろう。顧問が屈服して孕ませようとしているとも知らずに。
「でも上半身の方はまだもうちょっとかな」
 そういって背後から全裸の少女の体を弄る速風。陸上部の引き締まったからだ、薄い胸を片手でまるで愛撫するように撫でる。そしてもう片方の手で彼女の卵を取り上げる。
 そして乳首をつねる。まだほとんど触られたことのないだろうピンク色の乳首だ。
「ひゃぁぁん、先生、変な触り方しないでよ!」
 乳首をつねった瞬間もう片方の手で妖魔の卵を膣内に押し込まれたことにスピード系退魔巫女は気づかない。
「ああ、ゴメンゴメン。ちょっと大胸筋が気になってね。これから部活終わりにマッサージしてあげるね。どうもちょっと胸の発達が遅れてるみたいだからね。ついでに落書きしていないかチェックするからね」
「はい…よろしくおねがいします…」
 渋い顔をしてそういう競。それに納得しなかったのか速風は競のピンク色の薄い乳首をくいっとつねる。
「なに?私の指導に納得がいかないのかしら?」
「ひゃぁっ、そんなことないですぅぅ!よろしくおねがいします!」
 競が微かに艶めかしいものの混じった声でそう叫ぶ。いずれ乳首を刺激すれば母乳を吹き出すようになるだろう。いつ妊娠してもいいように。それに薄い胸も多少は膨らむだろう。
「よろしい。じゃぁ特別なサプリを競さんにもあげるね」
 そう言って妖魔の卵を一つ取ると今まさに無防備にされた魔祓い巫女の割れ目にぐっと押し込む。
 そしてその3時間後。夕日の中で普段どおり走り込んで練習を終えた陸上部が集合する。
「みんなー、整列!チェック終わったね」
 快活に速風が言う。
「じゃぁ今日は解散する前に、少しだけスクワットしようか」
そう言いながら全員でスクワットする。いやー、学園生の腰振り、もといスクワットってエロエロだねぇ。そして見せつけるようにかなり長い時間スクワットをする。全員ヘロヘロで汗でユニフォームが張り付いている。
 ここまで汗の匂いが臭ってきそうだ。
そして息が上がったことを見計らって、部員たちに向かって速風顧問が言う内容は昨日までならありえない内容だ。
「女子として体を鍛えるってのは、ただいい成績を残すだけじゃなくて強い子供を出産するためにも大切なことなんだよ。明日からは走るだけじゃなくて良い母体になって孕めるようになるための訓練も増やしていくから」
 そう陸上部の顧問らしからぬことを速風がいう。だが、抗議する部員は一人もいない。それどころか体育系らしく「「「よろしくおねがいします!」」」と挨拶する。中には微妙な顔をしている部員もいるが明日にはちゃんと納得して孕むための訓練を喜んでやるようになるだろう。
 すでに一部の部員たちは恍惚とした表情で顧問の普通ならありえない言動にうなずいている。はじめこそ慎重に卵を一個しか埋め込まなかった速風だが、後半に行くに連れて大胆になりどんどんたくさんの妖魔の卵を教え子たちに与えてしまったのだ。一部の生徒はすでにたくさんの卵を与えられて完全におかしくなっている。

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