引き続きHALさんへのイメージレスポンス小説
どれ位の時間が経っただろうか。私はいまだにダンジョンの地下12層にいる。というか、ユフィアに押し倒されてから一歩も私は動けないでいる。いまの私は枷をつけられ、ダンジョン地下12層に設置された便器でしかない。あたりには濃い妖気が立ち込め、生臭い雄の臭気がこもっている。そしてその臭気のの中心に私がいる。オークやオーがー、ゴブリンがその歪なペニスで幾度も私を貫き、私の中にその雄汁を放って行った。一時間せずに私の膣はあふれんばかりの雄汁でいっぱいになり、それにもかかわらずモンスターたちは人のザーメンをかきだそうとでもするように激しく攻めてきた。
私はまだ耐えている。サキュバスに印刻を刻まれ、全身が敏感になり、どれほど醜い化け物に犯されても快感に声が漏れてしまう。それでも、まだ、私は我慢している。サキュバスのユフィアの狙いは私の中に半分流れるモンスターとしての血を覚醒させ、私を彼らの女王とすることだ。だが、私はそれに負けるわけにはいかない。いままでも頑張って眠らせてきた魔の血を起こすわけには絶対に行かない。養父のジェイの顔が浮かぶ。街の城壁の前に捨てられていた私を育ててくれたお父さん。半人半魔と知ってもそれでも見捨てずに育ててくれた…。
流されるままに物思いにふけっていると、背中に重さを感じる。
「まだ粘っちゃってるんですかぁ~。粘っこくていいのはザーメンだけでしょぉ~!」
ユフィアだ。私の背中に腰かけている。そしてそのしっぽのうちの一本をアナルに、一本を膣穴に、そして一本が私の口にぶち込まれる。オークやオーガの力任せの交尾とは違う快楽をむさぼるための淫らな交わり。
「ひゃぁぁぁぁんんん」
ジュッポジュッポっとぬめった音がダンジョンに響き渡り、それとともに書き出された低級モンスターたちのザーメンがポタポタト書き出されて石床に滴る。私はといえば抵抗することもなくされるがままに、口に突っ込まれたペニス状のサキュバスのしっぽを咥えていた。もはや私の体は私ではコントロールできないのだ。サキュバスのザーメンは摂取したものを獣に落とす最強の媚薬、それを私は全身で幾度となく受けてしまっていた。
私の口から洩れるのはただ快楽の喘ぎ声だけであり、徐々に頭の中で一つの考えが浮かんでしまう。『支配されるのではなく、支配せよ。サキュバスであろうが構うものか。膣奥で締め付け、快感をむさぼり、そしてザーメンを搾り取って降伏させるのだ!』その発想は人間のものでは無いのだろう。獰猛で、攻撃的で、野性的。その声に耳を傾けた時、たぶん私はこのダンジョンのマスターとなり、そしてモンスター達の主となってしまう。私はジェイの柔和な笑顔を思い浮かべて何とか必死で耐えようとした。
しかしその間もユフィアの責めは激しさを増す。サキュバスのザーメンは熱くて体内で張り付くように私を内側から打ち崩そうとする。その恐ろしいまでの快感の喜びに屈服させようとする。我慢しなければ、耐えなければいけないという私の決意を快感によって裏切るようにそそのかす。
「あれれー、デーモンの血を引くヴェロニカ様がぁ、ザーメンシャンプーでべったべただよぉ~」
ユフィアが私に腰かけたまましっぽだけで責めつつ、あおる。こんな下品で低級なモンスターの罠にハメられたのかと思うと私の中で怒りが高まるのが感じられる。そして…怒りのあまり膣を締め付けてしまっている私がいた。
「ふふふ、しまりがぁ、きつくなってるよぉ。ヴェロニカ様もぉ、やる気になったのぉー?」
このクソみたいなメスガキをひいひい言わせたい。そういつの間にか私は思っていた。こんな奴にやられっぱらしではだめだと。この程度のモンスター倒せずに帰ったらジェイに申し訳ない。きっとジェイもこんな淫魔ごときに負けたら私を軽蔑するだろう。あ、そうだこのサキュバスを屈服させてジェイのオナホールとして持って帰ったら喜んでくれるかな。ああ、ジェイの誕生日プレゼント見つけちゃった♡。
「ひゃぁ、な、何?急に、こ、こら締め付けすぎよぉぉ~」
入り口を締め付けてサキュバスのしっぽを抜けないようにする。そしてその媚薬ザーメンを絞り取るべく強く刺激してやる。口の中に入っているやつもだ。このザーメンは高級な葡萄酒よりもなお豊潤で、飲めば飲むほど力がわいてくるのだから。
ふふふ、まず一発。先ほどまで私をからかっていたユフィアが私の上で焦っている。彼女は私にとってもはやザーメンタンクであり、オナニー用の張り型であり、奴隷でしかない。そんなメスが私を陥れようなどと愚かなことをたくらむのは一万年早い。精を絞りつくされるというサキュバスにとって最も恥辱な罰でもって報いよう。いつの間にか私は自分の顔が破顔していることに気が付いた。
数時間が経った、ユフィアが音を上げる。首枷から解放された私は体をほぐす。あたりは程よくオス臭さと妖気に煙っており、心地いい。ぼろ雑巾のように床に倒れ伏すユフィアの尻尾を私が足でこすってやる。一度火が付いた私はこの程度では満足できないのだ。
「これ以上搾り取られたくなかったら、湯殿へ案内しろ」
そう言い放った言葉は私が今まで放った声色の中で一番冷たかった。
サキュバスがかいがいしく、私の体を清める。淫猥なバラの香りがする石鹸でモンスター達のザーメンを洗い流す。そして妖艶なサキュバスの香水で匂い清める。もう、ザーメンの匂いはしない。まぁ、あれはあれで歩くはないのだが。
さぁ、街へ凱旋しよう。ジェイに私の力を見せてやるのだ。もう金貨も銀貨も気にする必要はない。すべて私が待ち人からうばってやるのだから。ああ、そうだジェイのためにかわいらしい人間のメスたちを着飾らせてやろう。人間とは言え私の養父、報いてやらねばな。
清められた私はモンスターどもを結集させる。目指すはアリスタの街。このダンジョンが作られた後で人間たちの要塞として作られた街だが、そこで生まれ育った私にとってはいくらでも抜け道のある脆弱な街でしかない。私は卑猥なにおいを放ちながらモンスター軍団の先陣を切ってアリスタの街に帰還した。
脆弱な人間どもが右往左往してあわてているさまが面白い。ゴブリンどもには金貨の略奪を、オークどもには女たちの確保を、オーガ達には街の中心部の政庁の攻略を命じている。そこはジェイの新しいお家にするのだから。
アリスタの街、職人通り、鍛冶屋横丁、そまつな家に帰る。
「ただいま」
いつものように声をかける。ジェイがあわてたように出てくる。
「おい、外がひどいことになってるんだぞ。お前も隠れ…」
そこまで言ってジェイが戸惑う。
「お前、そのつのどうしたんだ?」
心配そうに言うジェイ。私は言われて、手で額を触ってみる。なにかとがったものが見える。
「ああ、なんか生えてるな。別に問題はない。それにな、ジェイ。隠れる必要なんかないんだぞ。だってジェイのためにこの街を攻撃してるんだから。お金の心配もしなくてよくなるぞ。人間のメスも沢山あげるからな」
そういいながら私はジェイの分厚い胸板に手を這わせる。ああ、父さんにあって、私の中の何かが高ぶってくるのを感じる。そのままその場でジェイを押し倒し、十数年間私を養ってしかりつけてほめてくれた唇に私の唇を這わせる。
すでにジェイのものはたくましく勃起していた。
「ああ、そのままでいいぞ。私たちがエッチしているうちにこの街は私たちのものだからな。少し早いが、誕生日プレゼントだ。女も物も、ほしいものがあったら何でも言ってくれ。ぜーんぶ、ジェイのために奪ってきてやるからな」
ジェイが何か言おうとする。きっと私が人間をやめてしまったことをしかりつけようとするのだろう。かわいいやつだ。私はそれを封じる様に私のマンコでジェイのチンポを加えこんだ。人間のオスのオークと比べれば物足りないものが入ってくる。それでも、私は絞りすぎないように注意しながらジェイのオス汁を絞ろうとする。毎日こうして交わっていれば、いずれ私の魔力がジェイに影響を与え、彼の勢力も増強されるだろう。
家の外から叫び声がひっきりなしに聞こえている。その心地いい悲劇のメロディーを聞きながら私はジェイとまぐわう。大切な人間に愛情をこめてセックスする。この情交が終わればこの街はジェイのもの、この世界は私のものになるのだから。
アリスタの街の陥落はこの世界がモンスター達によって蹂躙される歴史の序章でしかなかった。魔王の圧倒的な魔力をもち人間のことを知り尽くしたヴェロニカの指揮の下でモンスターたちは次々と人間の街を攻略していった。噂ではアリスタの街は魔王の居城がおかれ、人間の美しい少女たちが何千人も拉致されているのだという。
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