参日目 夕方 浸蝕する妖魔 三ヶ森駅前 原崎望希

「オジサン、ちょっとこっちにきてくれませんか?」
 制服姿の原崎望希が路地裏の陰から帰宅途中らしいくたびれた中年男性を呼び止める。
「え、僕?」
 戸惑ったように言って警戒しながら制服姿の少女に近づいていく中年男性。このあたりでも有名な三ヶ森学園の制服だ。しかも身長は小さくて小動物系の顔立ちなのに胸はアンバランスに大きくてむっちりしている。
「オジサン、溜まってますよね?」
そう少女がいじらしい表情で眼鏡越しに見上げる。
「ふふ、気にしなくても大丈夫ですよ!」
 そう言って少女が中年男性の手をとってスカートの中に招き入れる。
「えっ…」
 思わず言葉を失う男性。というのも彼の指が触れたのは少女の可憐なパンツではなかったからだ。
「あんっ…」
 そうせつなそうな吐息が聞こえる。
指先に感じるクチュリとした粘液の感触。そして割れ目。非現実的な状況に男は目を白黒させて混乱する。
「こっちに来てくださいよ、オジサン」
 そう男性の手を割れ目に押し付けた状態で少女が密着する。制服に包まれた柔らかそうな胸があたり、甘い10代の香りが鼻につく。
 男はもう理性が持たないと思った。少女に導かれるがままに表通りから見えない裏路地の薄暗い一角に入ってしまう。
望希が慣れた手付きでズボンを下ろす。男は知らない。この少女が昨日まで処女だったことを。一晩みっちり出武男に教育され男の扱い方を訓練されたことを。出武男だけではない。出武男のための練習と称して兄と交わり、はては帰宅した両親と禁断の乱交をしていたことを。出武男が母を抱く隣で父親を誘惑し、すっかり男性器の扱いに慣れてしまっていたのだ。
「うわぁ、おおきい…!」
無邪気な笑顔でそう言いながら膨らみかけのその部分をスナップを効かせながらしごき始める。
いたずらっぽい笑顔を浮かべながら男にささやく。
「おじさん、わたしのお父さんより大きいですよ」
 望希のあまりにも非現実的なセリフに目を背ける男。状況に身を任せながらもただ快感に忘我的に溺れてしまっている。
「ふふふ、恥ずかしがらなくてもいいのに。現役学園生のオマンコに種付けしたいんですよね」
 そう言いながら望希が後ろを向いてスカートをピラッと捲る。むわっと小さな体から発せられるメスの匂い。薄暗い路地裏で輝いている少女の柔肌。そしてその下半身にある肉感的な割れ目。
「い、いいのかい?おじさんお金あんまりもっていないよ」
 そう言いながらも少女の秘所に視線を釘付けにしてしまう。
「ふふふ、いいんですよ!気持ちよくなりましょうよ」
 そう慣れた口調で言う童顔の学園生の少女。笑いかける少女の姿は可愛らしい。
「ああ…」
 困惑しつつも覚悟を決めた、くたびれた中年サラリーマンが少女の小さな腰をぐっとつかむ。
「きゃっ!」
 イメージ通りの少女の声、無性に目の前のロリガキを征服したくなった。別にロリコンではない。今までにこんな少女を犯したいと思ったことなどない。だが、今までにないほど男の股間はいきり立ち、我慢できない衝動が己の生殖器官を未熟な少女のもっとも大切な穴に誘う。
「きゃふぅぅっ!入ってきたあああ♥」
 だが、声を上げたのは望希だけではなかった。
「え、いったいどうなってるの?!」
 そう困惑の声が男の口から漏れる。理由は2つ。少女の中があまりにも気持ちいいからだ。絡みつくように締め付けてきて奥へ奥へと亀頭に吸い付いてくる。すでにぐちゅぐちゅによだれを垂らして男のことを待っていた幼い少女の膣肉が嬉しそうに食いついてくるようだ。
「あんっ!はぁ!おじさんのおちんぽいいよぉ!んんっそこ!そこついてぇ」
そしてその快感のあまり下半身がどんどん少女の膣奥に一気に突っ込んでしまう。流石に一気に挿入するのはまずいと考えていたのにどんどん体が求めてしまう。乱暴に少女がいいと言った場所を擦り上げる。
「あっんん!おちんちん好きだよぉ!んふぅぅ…もっと、もっと腰振ってぇ!パンパンってしてぇぇ!」
 望希が叫ぶ。言われるがままに激しく挿入し始める男。違和感が何だったのかももうどうでも良かった。ちゅうちゅう吸い付いてくる自分の半分ほどの小さな望希の体を貪ることしか頭になかった。
「んん!そう!そう奥にぃ…んんっグリグリってぇしてえ!あっふぅ…」
 まるで獣のように激しく小さな少女の体にのしかかる中年男性。
「はぁぁん!そう!そうぅ!そこいいのおお!ピュッピュしてええ!んっふぁぁぁ」
 少女が叫ぶ。男の体が気持ちよさそうにぶるるっと震える。理性が残っていたら流石にまずいと思ったはずだ。だがもう男の頭の中は望希一色だった。他の人間の顔は思い浮かびさえしない。
「ふぇぇぇ、どくどくっておじさんの熱いの感じてるよぉ!でももっとパンパン、できるよね?」
 その言葉とともにキュッと膣肉が締まる。いや、しまるというより形を変えたと言ったほうが近い挙動だ。男の肉竿の形に合わせて少女の肉壷が最適化される。
「んあああああああ!」
 叫びながら射精したばかりの男は腰を振り始めた。
「っっきゃふぅん!あんっ!そこ、わたし、いいのおお!ぐりぐりってして。それにオッパイももんで!」
 少女の指示に従い男の手が巨乳を制服の上から揉みしだく。
「そ、そう!いい!いいのぉ、激しくしてぇ!おまんこおじさんのおちんちんでいっぱいだよおお!え、えっち好きぃ!気持ちいいの楽しい!」
 パンッパンッパンッと路地裏にまるで犬の交尾のような激しいまぐわいの音が響き渡る。そして望希の高い声だけが連動する。
「ふはぁぁ!やっはふん!おじさんのおちんちんおっきくなってる!もっともっとぉぉ!わたしに出してええ!ざっザーメン子宮ぅにビュービューしてええ」
 その言葉に答えるように腰を振りながら男の体が痙攣し続ける。少女の秘部に収まりきらなかったザーメンが腰を振るたびに飛び散って男のスーツを汚す。
「んはぁ!きもちいいよぉぉ!おじさんイって、一緒にイこう!わたしもぉぉ!んはぁぁ!イッちゃううう」
 望希のロリボディがガクンっと男の体の下で震える。同時に男もまともではない血走らせた目をして、何度目かわからない射精の快感に身を任せる。
 実際男にはもはや性欲と快感以外残っていなかった。
「あふぅぅ…♥おじさんのおちんちんおっきくなってる…♥」
 そういった望希の言葉は嘘ではなかった。
 結合部はメキメキ広がり、血色が悪く灰色くなった肉槍が膨らむ。無理やり少女の蜜壺を拡張する。そして異変はその部分だけではなかった。男の体はまるで筋肉だけが肥大化したように見にくく膨らんでいき、スーツが無残に敗れる。だが、望希は怖がる素振りも見せない。
「きゃはっ♥おじさん大きくなったぁ♥そのまま、わたしのこと抱えあげて犯してよ!」
 少女の命令に従順な化け物となってしまった中年男性は少女の足を掴む。そして膨れ上がった体でまるでオナホでも使うように望希を上下にゆすり始めたのだ。
「はんっ!おっきいおちんちんしゅごいい!もっともっと激しくしていいよぉ!ひゃっふんん…」
 そう言いながらも大きすぎて彼女のお腹越しにボコっと突き出た肉棒を優しく撫でる。
「あっああああん!そう!そううう!ずんっずんってぇおっきいいのでついてええ!」
 そしてその隣でいつからか、楠男が撮影していた。
「お兄ちゃん、とってぇ、おじさんとわたしの気持ちいいのおお」
 出武男によって性癖を書き換えられた楠男は妹のエッチを物陰からずっと撮影していたのだ。そして望希もそれを当然として受け入れている。いまや3メートルほどの化物に変わってしまった男との交わりを心底嬉しそうに楽しんでいるのだ。
「ふはぁ!わたしのおなかぁおちんちんで膨らんでるよぉ!しゅごいいぃ!おじさんの欲望しゅごいいい」
 そして兄以上に出武男によって可愛がられた望希はその子宮を妖魔の苗床とされてしまっていた。そこに産み付けられた妖魔を保持し、彼女を抱いた男に寄生させる。そういった孵卵機のような体に変えられてしまっていたのだ。
 そして今日のノルマは全く関係のない一般人の妖魔化。彼女のあどけない魅力に魅了された男はまるで誘蛾灯に誘われる蛾のように彼女の可愛らしい陰部に己の最も敏感な場所を突き立てる。誘蛾灯と言うよりは食虫植物に近いものだとも知らずに。

コメント

  1. 触手スキー より:

    男女ともに寄生されて男はともかく女にもしっかり役割があるのはとてもいいですね。
    ありきたりな苗床も良いですが、卵(?)を保持して胎で成熟した妖魔を男に産み付けるというのもいいですね。平常時は卵を成熟させる為に男を誘惑し精気を喰いまくって…と妄想するとシコい!
     家族とも乱交というのも背徳的でいいです!これを皮切りに団地での侵蝕が…なんてストーリーが本筋でないないのが、残念でなりませんw

    • hentaiojisan より:

      おっしゃるとおりですね。本筋ではありませんが学園と並行して街も侵食していきます。後半ちらっと見える程度ですが…

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